「ああっ・・いやぁ・・ゆるしてっ・・」
生徒会室に濡れた声がこだまする。
同時に、ワインレッドのジヤケットもグレーチエックのズボンも剥がれて露になっている、尚の下肢からもグチャリグチャリと湿った音が響いた。
県でも有名な進学校。
生徒会ともなれば当然、中でもよりすぐられた優秀な生徒だ。
「なんだよ、もう我慢できねーの?」
クスクスと執行委員の佐伯が笑うのにつられるように、有数の名門校である証の制服に身を包んだ室内の他の生徒達も、つられてくすくすと笑いあう。
「あっ・・・だって、見られるっ・・」
尚はガクガクと縛られた身体を震わせた。両手は後ろ手に縛り上げられて、机の上に横たえるような形で寝転がらせられている。
大きく開いて固定された下肢は窓に向かわされていて、白い太腿の間にはグロデスクな形のバイブが突き刺さっている。
大きく見開かれた茶色の瞳の間からは、とめどなく涙が溢れている。
向いの校舎から、尚の下肢がモロに見えるのだ。
「大丈夫だよ。今は期末試験中だから、だれもいないだろ。それとも、だれかに見られたい?」
「いやっ・・・」
生徒会長の中島がなだめるように、副会長である、尚の細く、茶色がかった髪の毛を掻き揚げた。
現会長である中島に告白をしたのは2日前。好きだから、そのまま抱いてくれたのは嬉しかった。
学業優秀で、頼りになると評判の生徒会長。人望があついだけじゃなく、まさしく、天は2物を与えたと言わんばかりに嫌味なぐらいに顔も、整っている。それでも、なんとなくやっかむ気になれないような雰囲気がある。
告白した尚を抱きしめて、優しく優しく抱いてくれた。
でも、それが罠だったのだ。
偶然に、生徒会室に入って来た執行委員に尚を縛り上げさせて、嫌になるぐらいに恥ずかしい写真を何枚も取られた。
後孔にペニスがつきささっていたり、口に性器を飲み込まされている写真・・。
最初からそれが目当だったのだ。
共同で飼える奴隷・・・。尚はまさしく、うてつけ。
際立って美形という訳じゃないけれど、真面目そうで、スラリと細く長い手足をいつもきっちりと制服で覆っている。それが還って劣情を誘う。
あの鎧みたいな制服を引き剥がして、上品そうないつも取り澄ましている顔を快楽に歪めさせたい。
尚には、道は残されていなかった。気付けば罠に落ち込んでいる。
写真をばらまくと言われれば、どうしたって逆らえないのだ。
「あっ・・かゆいっ・・」
今日も、テスト後に来いと呼び出された。来た途端にアヌスに何かクスリを塗り込めて、バイブを突き刺された。
ひどく掻痒感をもたらすクスリだつたらしく、疼いて、かゆくてしょうがない。内壁がズクズクと疼く。
「かゆっ・・なんとか・・してっ・・」
バイブはだつきさされているだけでうごかしてはくれない。
彼等にとっては、尚はたんなるオモチャ以外、何ものでもない。
「ひっ・・ひ・・」
限界をこえるかゆみに、身体を仰け反らせて、跳ね上げられた魚のようにビクビクと痙攣する尚が、彼等はおかしくてしょうがないようだ。
ゲラゲラと笑う声が部屋に響く。
「なぁ、そんなバイブを突き刺してるだけじゃなくて、ほんもののちんちんが欲しい?」
傍に立っている執行委員が笑いながら言った。
部屋には10人程度の生徒会委員がいる。昨日も、呼び出されて全員に犯された。
後孔はその刺激を覚えていて、熱をもったみたいに腫れぼったいままだ。四六時中充血して、ヒクリヒクリとうこめいている。
そこに、更にそんなクスリとバイブをつき入れられてはたまらない。
精神を裏切って、疼いて疼いて、勝手にジュンっと収縮してたまらない。
「欲しいっ・・」
「淫乱・・・」
男達が一斉に笑った。
羞恥に体中の熱が上がる。それさえも苦しい。
何か、とにかく内壁をギチギチにまで押し広げて、滅茶苦茶に掻き回して欲しい。
「こすっ・・て・・」
必死で下半身を揺らつかせた。
後孔の掻痒感がどんどんとせりあがってくる。何でもイイから掻きむしって欲しい。指でも、手でも、何でも入れて、とにかくこの感覚を抑えたい。
「ひぃっ・・」
「すげぇ、パクパクしてる・・・」
「なんだよ、もうヌルヌルじゃん・・。
なんでもくわえちまいそうだな・・・」
佐伯が突然バイブを抜いた。なんとか引き止めようと内壁が絡み付くのが分かる。グチュグチュと卑猥な音が響き渡る。突然の空虚感に後孔がヒクついて、パクパクと閉じたり開いたりする度に、塗り込められたクスリのせいで音がするのだ。
「あぁぁっ・・・かゆっ・・入れって・・」
男達がニヤニヤと笑いあう。でも、身体が暴走してしまう。
とにかく、痒くってしょうがない・・・。
「入れて欲しかったら、おちんちんを入れて下さい、ってきちんと言えよ」
佐伯が笑いながら、後孔の周囲を撫でた。その刺激だけで身体がびくついて、内側からドロリとした液が溢れ出す。
「ひっ・・っいやっ・・」
尚は必死で首を振ったが、男達はそれが長く続かない事を知っている。どうせ、クスリのせいですぐにでも、男根にむしゃぶりつかずには居られなくなるのだ。
クスクスと笑いながら、誰かが軽く尚の後孔の周辺に触れた。
「ひっ・・やぁっ・・」
それだけで、後孔は激しく収縮して、尚の腰が激しく揺らめき出す。
「ホラ、ちゃんと言えよ」
佐伯の言葉に、尚の後孔がグチャグチャと音を立て始めた。
「あっ・・おちんちん・・・を入れて・・下さいっ・・・」
「なんか、もの足りねーなぁ・・・。なぁ、床に這って、入れやすいようにケツの穴、おっぴろげろよ」
男達が笑いながら尚を縛っている縄を解いて、髪の毛を掴んで床に這わせた。
そんなこと、とてもじゃないけど出来ない・・とおもうけれど、とにかく今は掻痒感を抑えたい。
「ここに・・・おちんちんを・・入れて下さいッ・・・」
床に這って、腰だけを高く上げたような形で後孔が見えるように双丘を両手で押し広げた。
タラタラと塗り込められたクスリを流して、くわえるものを欲しがってヒクついている内壁が男達に丸見えになる。
「すげぇ、ピクピクしてるぜ。早くちんちん入れて欲しい?」
「はいっ・・おちんちんが・・はやく欲しいですっ・・・」
掻痒感のせいか、恥辱のせいか、自然と涙が頬を伝った。
ピクピクとうごいているのが分かる。はやくおさめないと、気がくるってしまいそうだ。
それに、身体を支えている肩がいたくってしようがない。ジンジンと痛みが背筋を伝わってくる。
「じゃあ、入れてやるよ。うれしいだろ」
「ひっ・・・」
クスクスと笑う声とともに、佐伯が尚の腰掴んで引きずり寄せた。床を引きずられた足や肩に激痛が走る。
「ひぃっ・・」
腰だけを高く掴んで、佐伯の男根が一気に最奥まで侵入してくる。一瞬、脳髄まで衝撃が走って、頭の中に火花が散る。突然の激しい侵入に一気に擦り上げられて、男根に纏わりついた内壁が捻り上げられるように引き攣れている。
「あぁっ・・壊れるっっ・・こわ・・・い」
双丘を押し広げていた両手を慌てて床についた。腰だけを抱え上げられて、無茶苦茶に揺さぶられるので、足が床につかない上に、揺すられる振動で頭が床に打ち付けられそうだ。
尚は恐怖で必死に床をかきむしった。
「壊れたっていいんじゃねーの?どうせガバガバになっちまうだろうし」
「壊れた便器かよ」
尚の言葉に、一斉に周囲の男達は笑い始めた。
「いやっ・・怖いっ・・あっ・・」
「ちゃんと広げとけよ。じゃないと、切れて使い物にならなくなるぜ」
クスクスと笑う佐伯の言葉に、尚は慌てて双丘を押し広げた。切れるという言葉に身体が震える。
回りの男達にも、尚の粘膜がクスリのせいで細かく痙攣しながら男根を舐めるように飲み込んでいる様がよく見える。
白い双丘を赤黒い男根が出入りする度に、赤い粘膜が引きずり出されて、尚の嬌声が上がった。
「ひぃっ・・ぐっ・・」
不意に、佐伯が中で爆ぜた。大量の液体が体内に注ぎ込まれ、その刺激に腸がビクビクと震えて搾り取るように蠢く。
「最高だぜ。中がビクビク痙攣しててさぁ。まさか、澄ましている副生徒会長がこんなんだなんて知ったら皆ビックリもするだろうなぁ」
「やぁっ・・それは・・」
必死で佐伯の方を見ると、ニヤニヤと笑う男達の顔が見えた。
「もちろん、言わないでいてやるよ。その代わり、俺達は充分に満足させてもらわないとな」
「ひっ・・いたっ・・」
佐伯の精液がたらたらと漏れ出ている後孔に突然指が侵入してくる。それでも、まだまだ残っているクスリの効果で、ゆるゆると締め付けてしまう。
「あっ・・あぁぁっ・・やぁっ・・」
「何言ってんだよ。うれしそうに締め付けて来てるぜ。
便器ごときが「だめ」とか言ってんじゃねぇよ」
「ひぃっ・・」
身体がまったく言う通りにならない。ソコの部分だけが身体から切り離されたみたいだ。
グイッと男が腰を上に上げた。つられて、尚の身体も串刺しの状態で上に上がる。
それだけの刺激で、尚のペニスから白濁とした液体が溢れ出した。
「あっ・・・あっ・・」
「おい、こいつイキやがったぜ・・」
「きたねー・・・おい、舐めろよッ」
男達が一斉に笑って、腰だけを高く上げて男根を銜えさせられている尚の顔を床に擦り付けた。
「ごっ・・ごめんなさいっ・・ ひっ・・」
後孔だけで身体を支えられるような激痛と、羞恥のせいで涙が溢れ出す。
自分の出した精液が顔に擦れて涙と混じってグチャグチャになっていく。
「あっ・・つっ・・」
「おいっ、舐めたぜ!!」
笑い声がこだまする。床に落ちた自分の精液が口の中に広がる。
野次る男達の声を聞いていると、また、背筋に電流が走ったみたいになる。
「やらしーの。のんなん言われてまた、ちんちんでかくしてるぜ」
「変態じゃん」
クスクスと笑いあう声。
「ひっ・・・あぅっ・・・」
「なぁ、2本差ししてみねぇ?俺、アレ一回やってみたかったんだ」
誰かの声が響いた。2本差しなんてとんでもない。今だって限界なのに、そんな事をされから壊れてしまう。
「いやっ・・壊れるっ・・」
必死で床をガリガリと掻きむしって、なんとか上に這い上がろうとした。でも、押し車のような格好で足が持ち上げられているせいか、全く動けない。
「ひぃっ・・・」
「ほら、お前入れろよ」
ギチギチにくわえこんでいる後孔に、指が突き立てられた。焼け付くような痛みが生まれる。
裂けてしまう。どう足掻いたって、絶対に壊れる・・・。
「あっ・・ぐぅ・・」
強引に、後孔に更に誰かが押し入った。足より下の感覚がなくなるほどに痛い。余りの事で、口も目も、閉じる事が出来ない・・・。
「すっげぇ・・、マジで入ったぜ」
ズチュズチュといやらしい音をたてて、男根がねじ入ってくる。
男達が感心したかのように尚の後孔を覗き込んだ。赤くまくれ上がった粘膜が、異常に変型して2本の男根をくわえこんでいる。
「ひぃっ・・あぅっ・・」
「すっげぇよな。こんなにくわえこんで。
気持いいんだろ。前が大きくなってるぜ」
男達が野次るように尚の前をつかみあげた。こんな状況でも、すっかり今にも暴発せんばかりに大きくなっている自分の性器が目に入る。
「いやっ・・」
ただの変態みたいだ。後孔に2本も銜えさせられて、それでも発情しているなんて・・・。
「変態じゃん。言ってみろよ、変態だって」
「ひっ・・無理っ・・」
誰かに、ピタピタと性器で頬を叩かれた。髪の毛にも、誰かの白い劣情がかけられる。
意識が遠のいていく。
「ほら、ちゃんとしないとこれ、引きずり出すぜ」
「ひぎっ!!」
誰かが尚の、男根にへばりついて少しだけ出て来ている内壁を掴んだ。途端に尚の身体に電流が走る。
「あー・・すげぇ声。そんなの引きずり出したら、使い物にならなくなるじゃん」
男達はクスクスと笑うあう。
「別にいいじゃん。早く言えよ」
「ひっ・・っつ・・僕は・・どうしようも・・ない変態・・です・・」
床に顏を擦り付けながら、なんとか声に出した。恥ずかしい・・。変態なんかじゃない・・。
でも、その間も後孔の注挿は治まらない。
「うぐっ・・」
不意に、内壁に熱い大量の奔流が打ち付けられた。同時に、尚の前も再び暴発する。
腸に体液が飛びちった瞬間、尚の背筋に電流が走ったような快感が沸き起こった。後孔は、まだ打ち込まれた体液を味わおうとするかのように蠢く。
「ひっ・うっ・・・」
内壁がすっかり痺れていて、何の感覚もない。
「ひっ・・」
更に、他の生徒がのしかかってくる。入っているのか居ないのか分からない。
「いやっ・・・入れないでっ・・」
これ以上突かれたら、おかしくなってしまう・・・。
「何言ってんですか?もう入ってますよ」
後輩らし委員の腰が、グイグイと打ち付けられる。後孔の感覚がない。
「分からないんですか? そうですよね。もうガハガバですもんね」
「ダメだろ。ちゃんと締めなきゃ。せっかくの便器なんだからさぁ」
男達がまた、笑いはじめる。
「ダメッ・・もっと奥・・まで・・来ないと・・・分からないっ・・」
のしかかっている男が抉るようにして、腰をつき入れた。やっと、奥に当たる感覚がする。
「ひっ・・・あっ・・あたって・・る・・奥にっ・・
おちんちん・・がっ・・」
「なぁ、尚、とんじゃってんじゃねーの?」
男達がヒソヒソと話し始めた。よく分からない。
とにかく、後孔が痺れるみたいにジンジンとする感覚だけが尚を支配する。
「じゃあさ、せっかくだからビデオにとっといてやろうぜ。
ネットででも売ったらいい小遣い稼ぎじゃん」
クックッと男達は笑いあって、生徒会備品のビデオをセットした。床に這って、男根をくわえこんでいる尚に焦点を合わす。
「どうせだから、だれか、口にも銜えさせろよ」
「ああ・・じゃあ、俺が」
中島がニヤリと笑って立ち上がった。尚の傍に歩み寄る。
「尚、俺のくわえたいだろ」
笑顔で、尚の前髪を掴んでズボンの前に差し向けた。尚のいまいち焦点の合っていない瞳が中島のペニスを凝視する。
「あっ・・くわえたい・・」
タガが外れたかのように、口を開けて、尚は中島の股間にむしゃぶりついた。必死で口を開いて奉仕する。
ただでさえ、好きな中島だ。飛んでしまった今、取り繕うものは何もなく、欲求のままにむしゃぶりつく。
「おいしい?」
「あっ・・うん・・。ぐっ・・飲ませてっ・・入れてっ・・」
「これからも、俺達の言う通りにするんだったらね。尚の中にこれ、入れてあげてもいいよ」
クスクスと笑う中島の言葉に、尚は必死で頷いた。中島の口から漏れる、「入れる」という単語だけで、すでに尚の前から先走りの液が漏れ始めている。
「入れてっ・・・何でもっ・・いうとおり・・にするっ・・」
じゅぷじゅぷと音をたててしゃぶりながら、尚は必死で哀願した。
「じゃあ、聞くけど、尚は俺らの何?」
「あっ・・公衆・・便所っ・・。皆の便所っ・・」
回りの男子生徒が一斉に笑う。尚の後孔では、達した後輩が自身を引き抜いて、次の生徒へと交代した。
「じゃあ、公衆便所はどうして欲しい?教えて」
中島がにっこりと笑う。
「あっ・・もっとぉっ・・もっと・・突っ込んでっ・・
もっと・・便器に精液・・流し込んでぇ・・・」
ドッと尚の言葉に全員が笑った。
「じゃあ、便器の要請通り、もっと使ってやろうぜ」
「そうだよな。せっかくの便器なんだから。2本、三本とくわえこみたいだろ」
男達が一斉に尚に群がる。
「ひぃっ・・ぐぅっ・・」
男達が一斉にむらがって、上の口も、後孔も男根が2本詰め込まれた。体中に精液が掛けられる。
苦しい・・息も出来なくなりそうだ。
「ひぃっ・・中っ・・島・・せんぱ・・い」
「そうしている尚が一番かわいいよ」
男達に群がられている尚を見て、中島は呟いた。尚の口で一旦果てた。美味しそうに自分のを飲む尚はかわいい。でも、こうしている尚の方にも魅力を感じる。
「最高の便器だな・・」
誰かの上ずった声が聞こえた。
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