コンビニ

新しいバイト先。それだけでワクワクする。

今日から、コンビニで、アルバイトをすることになった。大学にはいったら、絶対にアルバイトをしよう。そう決めていたから。高校生の時は、勉強と予備校で忙しくて、アルバイトをする時間がなかった。だから、両親からきめられた小遣いしかもらえなくて、お金がなかった。

 蓮は、特にフィギュアをあつめたりするのが好きだ。だから、アルバイトをして、お金がもらえたら、まず、フィギュアを購入しよう。そう思っていた。

 コンビニのアルバイトは、二人組が基本だ。

 蓮と、もう1人の人は、かなりのベテランらしくて、手際よくレジも、品物の補充もしている。蓮も、おしえられて、なんとかレジをうったり、宅急便をうけつけたりしていた。

「よう、始めてのバイトはどうだ?

 深夜零時。そろそろお客も減ってきて、店内には蓮とベテランのアルバイト、大越の二人になった。

外を歩いている人も少ないし、店内にも蓮と大越の二人しかいない。

「まだ始めてなので…。いろいろと教えてください」

 初日から、今日は忙しかった。特に、夕方は、帰宅途中のサラリーマンなどで、混んでしまう。

「まぁ、馴れれば、どうってことないよ。だいたい、きめられた手順をすればいいだけだから」

「はい…」

うなずくと同時に、店の自動ドアが、ウィンと音をたてて開いた。

「あ……」

店内に客がはいってくる。パーカーを頭からかぶって、かなり若そう。高校生くらいに見える。

 すたすたと一直線に、レジの方向に歩いてきた。

「おい」

 蓮の前で立ち止まる。

 手には、何も商品を持っていない。

 公共料金の支払いかも知れない。蓮も、男に方に向き直った。

 パーカーの下からのぞく顔では、唇しか見えない。

「おとなしくしろよ」

「え?

言葉と同時に、キラリと光るナイフが、目の前に差し出された。

「金、わたせよ」

「……え?

言われても、現状がうまく頭の中で処理できない。

目の前のナイフが、なんだか非現実な気がする。

どうしたらいいのか分からない。

「金、渡せって言っているだろ」

「あ……」

コンビニ強盗。

ようやく、頭の中で言葉が繋がる。

まさか、アルバイトの初日から。そんなものにあうなんて、予想もしていなかった。

「あ……はい……」

あわてて、レジの中をあさった。

1万円札が、数枚はいっている。それと、千円札をまとめて、慌てて差し出した。

「はやくしろよ」

男の言葉が、妙に落ち着いて聞こえる。

「はい……」

「これだけかよ。もっとあるだろ」

言われても、コンビニのレジの中には、あまりお金をおかないシステムになっている。一定以上お札がたまったら、レジ裏の金庫に投函するようになっている。

「ない……です」

「うそつくなよ!!

グイと腕を掴まれた。

「ひっ……」

「本当に、これだけしかないんです」

大越が慌てたように横から強盗にむかって頭を下げた。

「チッ……」

蓮よりは体格の大きい大越の言葉に、強盗はちいさく舌打ちをして、店内を見回した。

「しょーがねーな…」

男がナイフをつきつけたまま、レジ側にはいってきた。

「あ……」

蓮の腰辺りに、ナイフが触れる。恐怖で、一気に冷や汗が首筋ににじみ出る。

「本当だな……ちくしょ……」

レジの中をのぞき込んで、男がちいさく舌打ちをした。

「まぁいいか……。おい、お前。こいつをこれで縛れよ」

「あ……はい……」

男が鞄からガムテープを取り出して、大越の方に渡した。

大越が震えながら、蓮の両手を後手に拘束した。

「う……」

恐怖で、身体がガタガタと震えてくる。大越も同じらい。

蓮の手が、滅茶苦茶にガムテープで固定される。

「ほら、お前も、手をだせよ」

「はい……」

大越も、強盗に、ガムテープで後手にしばられた。

「おい、もっと金はないのかよ」

「あ……ない…です…」

前髪を鷲づかみにされた。恐怖のせいで、痛いのが分からない。

どうされるのか。殺されるのか。ナイフから目が離せない。

「ちくしょっ……」

強盗は、イライラしたように舌打ちをして、両手をしばられた蓮の身体を引きずり倒した。

「たったこれだけかよ…」

「あ……はい……」

床に、引き倒される。うつぶせの状態に倒されて、犯人の顔とナイフが見えない。それで、余計に恐怖感が、身体の芯からせり上がってくる。

「なんだよ、お前、震えてんのか?俺が怖いのかよ」

男のあざけるような声が聞こえる。

「あ……はい……」

かろうじてうなずいた。それでも、肩が、腕がガクガクと大きく震える。

「ふぅん……なんだよ、お前、女みたいだな」

怖がっている蓮に満足しているように、男がナイフで頬をなでてくる。冷たいナイフの感覚に、身体がビクッと痙攣した。

「おもしれーな。そんなにも怖いのか?

「……はい……」

大越は、腕を掴んで、床に座らされた。

「男のクセに、そんなに怖がるなんて、情けねーよな」

「あ……」

「お前、本当に男かよ」

男が笑いながら、ナイフで、蓮のコンビニのシャツを、背中から裂いた。

白い背中が、コンビニのLEDライトの下にさらされる。

「あ……」

頭の中が、パニックになっていく。

「本当に、お前、ちんちんついてんのか?

「……はい……」

男の手が、ズボンのボタンにのびてきた。ズボンのボタンがはずされて、パンツごと、一気に膝まで下ろされた。

「ひっ……なっ……」

頭の中が、どんどんと混乱していく。

「ほんとだ。一応、ちんちんついてんだな。

 すっかりすくんでるけど」

男がおかしそうに、蓮のペニスに指をからめた。

「見た目は女みたいなのにな」

笑い声が耳に響いても、意味がよく分からない。

とにかく、現状が把握できない。どうしたらいいのか分からない。

「あ……やめっ……やめてください……」

性器に指が触れるのがいやだ。

「なんだよ、止めてなんていえる立場か?

「あ……」

ペニスを、ナイフでなでられる。

「ひ……」

冷たさに、身体がすくみ上がる。

肩を掴んで、床に押しつけられた。

尻だけを高く掲げた、四つんばいのような姿勢になる。

股間だけが、高く掲げられている。恥ずかしさと、恐怖で、自然と涙がでてきた。

「あ……やめっ……こわい……」

「なんだよ、これくらいで泣いてるのか? 面白いな」

男がケタケタと笑っている。

「ほら、ケツの穴まで見えるぜ」

「う……」

尻の割れ目を、ゆっくりと指がなぞった。

「ひぃっ……」

肩が震えて、身体がガクンッと大きく震えた。

「ふぅん、そんなにも怖いのかよ」

男が笑いながら、指を、後孔のすぼまりをなでている。

「あっ……ひ……」

肛門に力が入ってしまう。指に抵抗しようとして、どうしても、身体が震える。

「うっ……うぅ……イタイっ……あ…」

指が、すぼまりの襞をなでながら、じんわりと体内に入ってくる。

「あぁぁ……ひっ……」

「なんだよ、これくらいでねをあげるなよ」

男の、笑っている声が響く。

「うぅ…やめっ……イタイっ……」

男の指が侵入してくると同時に、頭の先まで、激痛が走った。

身体を二つに裂かれるて居るかのように痛い。

肛門が、身体の一部でないようだ。

「うっ……あぁぁ……」

どんどんと圧迫感が増していく。

指が、じわじわと入ってくる。

「へぇ。ケツの締まりはいいみたいだな」

「う……」

涙が溢れて、止まらない。

「ほら、俺の指。うまそうにくわえているぜ」

「あぁっ……やめっ……」

腸内で、クイと指が曲げられた。

内臓を触られているように、感覚がダイレクトに全身を駆け回る。

「もっと大きいの、入れて欲しいだろ」

「やっ……」

カチャカチャと金属音がする。

「うっ……あぁ……」

「ほら。いれてやるよ」

熱い物体が、後孔に押しつけられる。

「ひぃっ……はぁぁ……」

しりたぶが、男の手で強引に左右に広げられる。

冷たい風が触れて、身体がどうしてもすくみ上がってしまう。

「ひぃぃっ……あぁぁ……」

激痛のせいで、言葉が出てこない。

身体の先まで、男に支配されている。

「あ、切れたな……」

「いたっ………いたい……ひっ……」

後孔に激痛が走り続けている。

熱い。下半身が熱くて、萌えているように痛い。

「ひぃぃっ……うぅ……」

「ほら、どんどん入っていくぜ。お前の肛門の中につきささっているぜ」

「うぅぅ……いたいっ……あぁ……」

「ほら、全部入った」

「ぐっ……あぁ……」

痛すぎて、頭の中がまっ白になっている。とにかく、下半身からくる激痛のせいで、どうしても、身体が痙攣してしまう。

その度に、肛門内のペニスの存在を、大きく感じる。

「いたっ……あ……やめっ……」

今度は、ゆっくりと、男が腰をひき始めた。

「うぅぅぅ……」

「ほら、肛門が俺のちんちんについてくるぜ。血がべっとりだ」

「あぁっ……」

襞に直接、男の指が触れた。

内臓を触られたように、身体が痙攣する。

「あ……」

「ほら、舐めろよ」

目の前に、血と体液にぬれた指が差し出された。

「う……ぐぅ……」

口の中に強引に指が侵入してくる。生臭い。血と体液の入り交じった、生臭い匂いが鼻をつく。

「ひっ……あぁ……やめっ……」

腰を掴んで、強引にペニスがギリギリまで引き出される、それに、粘膜がついていく感触が分かる。

痛いのと、身体の中からせり上がってくるどうしようもない感覚で、頭がぼんやりしてくる。

身体を、ガクガクと揺さぶられている。その度に、肩が床にあたって、痛い。

「あぁっ……」

今度は、勢いよく、腰が打ち付けられた。

身体の中が、ペニスで一杯になる。

「あぁぁ……」

「ほら、お前の肛門も気持ちよさそうにビクついてるな」

「あぁぁ……ぐぅ……」

痛すぎて、自然と涙が出てくる。下半身の感覚に、身体全体が支配されている。

勝手に、目から涙が溢れてくる。

「ぐっ……あぁぁぁぁ……」

悲鳴に似た声が響いている。

「ひっ…んっ……あ……」

勢いよく、何度も超しが打ち付けられるのそのたびに、身体が痙攣して止まらない。

下半身から、血と体液にまみれたグチュグチュという音が響いている。

「あ……はぁぁ……いたっ……うぅ……」

体のなかで、男のペニスがおおきく震えた。

「ぐっ……う……」

体内に、大量に精液が打ち付けられる。

「あぁぁぁ……」

腸が熱くて苦しい。

「ひ……あぁぁぁぁ……」

「ほら、いっぱいでたな」

からかうような声が聞こえて、後孔からズルリと男のペニスが抜け出た。

でも、もう、後孔の感覚がない。

痛くて、ヒクヒクと痙攣しているのだけが分かる。

それに合わせて、身体も小刻みに震える。

「あ……あぁ……」

痛すぎて、身体の感覚が分からない。

肛門が、いつまでもペニスをくわえているようにヒクついている。そのたびに、身体が大きく揺れてしまう。

「う……あぁぁ……」

「ほら、お前も見ているだけじゃつまらないだろ」

男が、呆然と眺めている大原の方に向き直った。

目の前の光景が信じられないように、目を大きく見開いて、床に座り込んでいる。

「お前も、楽しませてもらえよ」

「あぁ……」

身体が勝手にビクビクと痙攣する。

「ほら、お前もしてみたいだろ。やってみろよ」

「あ……いや……」

男が大原の縛られた両手を掴んで、床に横たわっている蓮の足の間に身体を入れさせた。

「ひっ……いたい……あぁ」

足を開かれると、どうしても、肛門が燃えるようにいたい。

頭の先まで、電流が走ったように、ビクビクと激痛が伝わってくる。

「ほら、この中に入れてみろよ」

「あぁ……いた…いっ……」

男が、手で尻たぶを大きく左右に押し広げる。同時に、肛門が冷たい空気にすぼまる。

「ひっ……」

血が出ているのが分かる。足の間を、なま暖かい血液が流れていく。

ジンジンとした痛みで、頭がおかしくなってしまいそうだ。

とにかく、痛い。痛いことしか分からない。頭の中が、後孔の感覚でいっぱいになっている。

「ほら、お前もこの中に入れてみろよ。よく締まって、気持ちいいぜ」

「あ……はい……」

男が大原のズボンの前をくつろげた。カチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。

 大原の目が、じっと、ヒクついている肛門を見ているのが分かる。視線を感じるたびに、身体が大きく震える。肛門の中に放出された、男の精液が、息をするたびに、太股を流れていく。どろりと、血と混じって流れていく感覚が気持ち悪い。

「なんだよ、お前もすっかりでかくなってるな」

「はい……」

大原のくぐもった声が聞こえる。

「コイツの肛門みて、興奮したのか?

中はもっと気持ちいいぜ。ぎゅうっと締まって、ヒクヒクペニスに吸い付いてくるんだ」

「はい……」

「ほら、入れてみろよ」

「あ……いやっ……うぅぅぅ……」

肛門に、大原の熱いペニスが押しつけられる。

「ぐぁぁっ……あぁ……」

ジワジワと身体が二つに裂かれる。足から、身体が引き裂かれそうな激痛が走った。

「うっ……すご……い……」

「あぁぁ……イタイっ……いたっ……ひぃぃ……」

どんどんと身体の中にペニスがはいってくる。

圧迫感で、脳天までペニスに支配されて居るみたいだ。

痛くて、痛くて、身体が小刻みに震えてしまう。

「じゃあ、俺は、こっちを楽しませて貰おうかな……」

「ひっ……あぁ……」

前髪が鷲づかみにされ、上半身を引き上げられた。

「うっ……あ……」

目の前に、男のペニスが突きつけられている。

蓮の肛門の血液と、精液でぬれて、テラテラと光っている。

「うっ……ぐぅぅ……」

強引に、口の中にペニスを押し込まれた。

「ぐぅぅ……」

口の中が、血の生臭い匂いと、男の精液でいっぱいになっていく。

「ひぃぃっ……うぅぅ……」

大原が、大きく腰を打ち付けた。そのたびに、身体を割かれるような激痛が走る。

「すご……気持ちいい……中からすごい締めつけてくる」

「あぁぁ……ぐっ……いたい……うぅぅ」

「ほら、きちんと舐めろよ。ちゃんと吸い上げて。俺のペニス、綺麗にしろよ」

「ぐぅぅ……」

激しく、大原の腰が打ち付けられる。ビリビリとした電流が、体中を駆けめぐる。

身体がペニスに支配されて、おかしくなってしまいそうだ。

身体の中が、ペニスでいっぱいな気がしてくる。

「すごっ……いぃ……」

大原のくぐもった声が聞こえて、激しく腰がゆっさゆっさと打ち付けられる。

「ひぃぃっ……うぅぅ……」

身体の感覚に、頭が付いていかない。

「ほら、もっときちんと舐めろよ」

「はい……はぁぁ……」

口の中のペニスを舌で舐めあげる。精液の独特の生臭さが、口の中に広がっていく。

「うぅぅ……」

「イイっ……あ……」

大原の身体が大きく震えて、腸内に精液が打ち付けられた。

「あぁぁ……熱いっ……うぅ……」

ドクドクと身体の中に体液がはいってくるのが分かる。腸の感覚が、直接頭に結びついているようだ。

「はぁぁ……イタイ……」

ズチュリと音がして、大原のペニスが、体内から抜け出た。でも、まだ、入っているように感じる。ビクビクと、息をするのにあわせて、肛門がヒクついている。

「んっ……ぐぅぅ……」

「そうそう、もっときちんと舐めろよ」

「ぐぅぅ……」

喉奥まで、ペニスが入ってくる。顎が外れそうに口の中がペニスでいっぱいだ。

「あぁぁぁ……くるしっ……んぐ」

髪の毛を掴んで、激しく上下に揺さぶられた。

喉奥にペニスの先端があたる。生臭い匂いが、口の中に溢れてくる。

「ひっ……あぁ……」

「うっ……出るっ……」

口の中のペニスが、大きく痙攣して、喉奥になま暖かい精液が打ち付けられた。

熱湯を口の中に入れられたように、熱く感じる。

「ほら、飲めよ」

「んぐっ……うぅぅ……」

男のペニスが、口の中から引き出されると同時に、口を手で覆われた。

「ぐぅぅ……」

喉の奥を熱い精液が流れていく。食道を伝わって、身体の中に入っていく感覚がダイレクトに感じる。

「あぁぁ……」

口の中が、精液でいっぱい。

頭がおかしくなってしまいそうだ。

身体中に、精液が蔓延しているように感じる。身体が熱くて、燃えているみたいだ。頭がぼんやりとして、何も考えられない。

「ほら、お前もよかっただろ」

「あ……はい……」

男が、自分のペニスをズボンにしまいながら、呆然として、座り込んでいる大原の方に声をかけた。

大原が、慌てて、ズボンの前を整えている。自分だけが、下半身を丸出しにして、床に横たわっている。足の間を、精液と血が流れていて、気持ち悪い。

顔も、涙と、唾液と、精液でグチャグチャだ。

「なかなかよかったぜ。お前も、新しい体験ができて、良かっただろ」

男があざけって笑っている。

床が頬にあたって冷たい。身体を起こしたいけれど、力が入らない。

「じゃあ、な」

男が、立ち上がって、ナイフをポケットに仕舞った。呆然としている大原と、蓮を残して、自動ドアからでていく。

店内に虚しく、機械音の「ありがとうございました」というアナウンスが響く。

「あっ……」

大原が慌てたように立ち上がって、レジのハサミを手にとり、縛られている両手の紐を切った。

「あ……俺も……」

両手の紐を切って欲しい。身体が自分の身体じゃないみたいに熱くて、苦しい。

大原が、じっと、床に横たわっている蓮を見ている。

「なぁ、お前の中って、すごかったぜ。ぎゅうっと締めつけてきて……」

大原が、からかうように蓮を見下ろして呟いた。

「なぁ、もう一回。いいだろ。お前の肛門もこんなになっていることだし」

「ひっ……あぁぁ……やめっ……」

腕を掴んで、四つんばいの姿勢にされた。尻だけが、高く掲げられる。

店内のライトで、尻の割れ目の奥まで。見られているのが分かる。

「うぅ……やめ……」

視線を感じて、尻がヒクヒクと恐怖に痙攣している。

「あぁ……うぅぅ……やめっ……頼むから…やめ……て」

「いいじゃん。あと一回くらい、な。ここもこんなにヌルヌルだし」

「ひっ……うぅ……

大原の指が一本、体内に入ってくる。

「ぐぁぁ……あぁぁぁ……」

それだけでも、すごい圧迫感で、頭がぼんやりとしてくる。

「うわ……すごい。中から精液があふれ出してる」

ゴポッと音がして、息をするたびに、後孔から精液が流れていく。太股を血液と一緒に伝っていく感覚が気持ち悪い。

「すごいな。ヒクヒク痙攣して、俺の指、美味しそうにくわえているぜ」

「あぁぁ……ぐぅぅ……」

後孔に、熱い感触が押し当てられる。

「ひぃっ………おおきいっ……あぁぁ……」

「すごっ……どんどん、俺のチンチン飲み込んでいってる」

ジュクジュクと音をたてて、大原の性器が、蓮の後孔に押し込まれていく。

「ひぃぃっ……あぁぁ……」

身体が裂かれる。足の間から、燃えているみたいに感じる。

「あぁ……イタイっ……あ……」

「ほら、全部入った。な」

「うぅぅ……苦しいっ……あぁ……」

身体がビクビクと痙攣して止まらない。そのたびに、後孔内の大原を締めつけてしまうのが分かる。

ペニスを、粘膜が舐めあげている感触。それが気持ち悪い。

「ひ……うぅぅ……」

「中が、すごい締めつけてくる……。ほら、気持ちいいだろ」

「あぁっ……イタイっ……」

ペニスをくわえ込んでいる、後孔の粘膜が、指でなで上げられた。

臓器に直接触れられているように感じる。

「ほら、奥までいっぱいだ」

「あぁ……苦しいっ……たのむ……やめて……」

息が出来なくなりそうに苦しい。

「ひっ……うぐっ……」

「気持ちいい。蓮の肛門の中、気持ちいいよ」

ゆっくりと腰が引かれた。粘膜が、ペニスに吸い付いて、押し出される。

内臓ごと引きずり出されているみたいに感じる。

「あぁぁぁ……」

「ほら、奥まではいる」

「ひっ……いたっ……あぁぁ……」

身体がガクガクと震えて、止まらない。

ゆっくりと、また、大原が中に入っていく。

「うぅ……」

じんわりとした痛みと同時に、体内に大原が入っていくのが分かる。

「すごいな。蓮の中、イイよ」

「ひっ……あぁ……やめっ……」

腰が掴まれて、強引にペニスが押しつけられた。

「あぁぁ……」

何度も、激しく腰が打ち付けられる。頭の中がまっ白になっていく。ジンジンとした下半身の感覚だけに、支配されている。

「あぁぁぁ………」

「すごっ……いい……」

腰をつかんで、強引にゆっさゆっさとペニスを打ち付けられた。奥まで入ってくる。

「ひ……あぁぁ……」

「いいっ……イクっ……」

体内のペニスが大きく震えて、腸壁に、精液が打ち付けられた。

「あぁぁ……うぐぅ……」

「はぁ……よかった……」

ズルリと、体内から、大原のペニスが引きずり出された。

「うぅぅ……」

「よかった……すごいよかったよ」

大原のつぶやきが聞こえる。でも、それよりも、肛門がゴポゴポと音をたてて、精液を吐き出している音がうるさい。

「うぅぅ……」

足の間を、どんどんと精液が流れていく。白い床に、蓮の血液と精液が落ちて、ヌラヌラと光っている。

「なぁ、蓮……。今日の強盗の事は、秘密にしておこうぜ」

「え……あ……」

「取られた金額くらいだったら、俺が補充しておくからさ、な。

お前も、こんな姿、さらされたくないだろ」

「あ……うん……」

頭の中が、うまく考えがまとまらない。とりあえず、頷いておいた。

大原の言っていることがよく分からない。

「防犯カメラのビデオ。俺が取っておいてやるから。な。俺とお前だけの秘密にしようぜ」

「……うん……」

促されて、ぼんやりと頷いた。

「じゃあ、決まりだな。俺とお前だけの秘密だ、な」

「……うん……」

大原が、蓮の足の間の精液をティッシュで雑にぬぐった。

「あ……はぁぁ……」

それでも、どんどんと後から後から精液が、肛門からあふれ出てくる。

「すごいな……いっぱい出されたんだな」

大原の声が、楽しそうに聞こえる。

痛みのせいで、身体を動かすのもしんどい。

「あぁ……はぁ……」

大原が、蓮のズボンをあげて、ベルトを整えた。

まだ、体内の痛みで、頭がじんじんとしている。

「俺とお前だけの秘密、な」

「……うん……」

ぼんやりとした頭で、うなずいた。立ち上がることが出来ない。

床に座り込んだまま、何とか、大原の顔を見上げた。

にやりと意地悪そうに笑った顔が、一瞬見えた。

「秘密……」

口の中で、つぶやき返してみる。

本当に、それがいいのか分からない。でも、とりあえず、今は、何も考えたくない。頭か身体が痛くてだるくて。

「秘密、な」

大原の声が、頭の中に響く。

蓮はうなずいて、壁に身体をもたせかけた。

秘密がいいのかどうか、分からない。でも、今は、何も考えずに、意識を手放してしまいたい。

蓮は、そのまま、ぼんやりとして意識を手放した。

 

2011年7月15日 UP
これは、「ひぐらしの鳴く頃に」を読んで、かき上げた物です。
ひぐらし、すごく衝撃を受けました。
真剣に、活動をしよう…と思わされました。
やはり、私は、何か書きたい人です。
書くことが大好きです。
久々の小説なので、乱文ですが。
楽しんで頂けると嬉しいです。