放課後3 |
何がどうなっているのか分からない… 「う…はぁ…」 体が、中途半端なままほうりだされてしまった…。 ベッドの上で、元の姿勢のまま、また、必死で顔をシーツに擦り付けた。中が熱くて、ムズムズしている。 刺激をもとめて、どうしようもなくヒクヒクと痙攣しているのが体に伝わって来る。 今すぐにでも、指を入れて掻き回したい・・。 でも…そんな事…。 「あぁっ・・う…」 もどかしくて、指が震えている。おさまらない・・。 なんとか右手でスカートの裾を握りしめて、まくれ上がっていたスカートを引きずり降ろした。でも、どうしても、腰だけが高く上がったような姿勢になってしまう。息が苦しい・・。ジェルが風に触れるせいで痒い・・。 「やぁっ・・はぁ…」 「随分といい格好ですね」 先輩が出て行ったドアが開いて、代わりに見知った顔が見えた。 怖い・・。 体がガクガクと震えてしまう。 「あっ…あっ…」 逃げたい。 頭の中にその一言だけがこだました。 でも、下半身がずっしりと重たくて、保健室のベッドをずり上がって行く事しか出来ない。 「ひっ…!!」 上半身でベッドヘッドもを抱えて、必死で足をバタつかせた。 「逃げないで下さいよ、どうせ無駄なんですから」 強い力で足首が掴まれて、ベッドギリギリまで引きずり降ろされてしまう。強引に引っ張られたせいで、足首がジンジンするみたいに痛いうえに、スカートがまくれ上がっている。 「ちがっ・・嵐っ・・」 「誰ですか?コレ、外したの」 嵐の手が、じわじわとスカートの中に入ってくる。怖い・・。 「聞いてるんですよ、先輩」 「ヒッ!!」 嵐の体が俯せの晶の背中に乗りかかって来た。髪の毛を掴まれて、押し上げられると、体が海老反りになってしまう。 後孔の入り口をゆるゆるし撫でながら、そんな事をされて、苦しいのかどうかも分からない。 「あっ・・うっ・・」 喉で息が詰まってしまう。それに、ただ撫でるだけのも指がひどくもどかしい・・。 さっきまで、奥まで掻き回されていたから、その感覚を思い出して、どうしても体が興奮してしまう。 もっと、奥まで指を入れて欲しい・・。頭の中に、そんな言葉がどうしても浮かんでしまう。 「誰が外したのか聞いてるんですよ、答えて下さい」 嵐の低音が耳に響く。そんな事よりも、指が、ただゆるゆるとなで回っているだけで気持悪い・・。 「じゃあ、先輩が自分で外したんですか?」 「あっ…」 目の前に、さっきまで体内にはいっていた異物が投げ置かれた。 テラテラと光っていて、酷く淫媚に見える。こんなものが、体内におさまったまま動き回っていたなんて、考えたくない・・。 「これを掴んで、自分の後孔から引きずり出したんですか? どんな感じだつたか、是非、伺いたいものですね。 貴方の襞が痙攣している様までが手に伝わったんじゃないですか?それも気持よかったんですか?」 耳から吹き込まれる言葉にも、体が震えてしまう。 そんな映像が、頭に浮かんでしまう。 「あっ・・嵐っ・・」 もどかしい…。体が熱くなるだけで、全然強い刺激を与えて貰えない・・。 勝手に体が揺らめいて、嵐の指に擦り付けようとしているみたいだ。 「もっと…」 「誰が外したか言えば、きちんとしてあげますよ。 じやなかったら、このままです。 先輩は、もう一度、自分でその器具でも入れたらどうですか」 「あぁっ・・」 爪で、ひっかくみたいに後孔の入り口を刺激されてしまう。だめだ・・。 もう、もどかしくって、おかしくなってしまいそう・・。 指先が震えて、シーツを手繰り寄せてしまう。 「あっ・・かっ・・会長っ・・。会長がっ・・来てっ・・」 必死で言葉を紡いで、シーツに顔を擦り付けた。体が熱い。早く、鎮めて欲しい・・。 でないと、狂ってしまいそうだ・・。 「あっ・・嵐っ・・早くっ・・」 我慢できなくて、シーツの上にあって、嵐の手を掴んだ。 「クソッ・・」 舌打ちまじりの声と同時に、後孔に熱いものが触れる。じわじわともえているみたいな感覚が全身に広がって行く。 保健室なのに…と一瞬思うけど、すぐに体の感覚にすり変わってしまう。 「あぁっ・・・」 後孔が押し広げられて、嵐自身が侵入してきている。体全部が、中から圧迫されているようだ。息が苦しい・・。 「はぁっ・・あぁ・・」 段々と満たされて行く感覚に、後孔の襞が悦びであさましくのたうち回るようにヒクついている。止められない・・。 嵐にまで伝わってしまう・・。 「すごいですね・・・。会長にも入れてもらったんですか?」 「ちがっ・・」 最奥を突かれると、頭の中が白く点滅する。長時間、弄られっぱなしみたいだった内膜が敏感になってしまっている。含んでいる異物に激しく反応して、体が痙攣してしまう。 「やっ・・嵐っ・・」 そんな状態なのに、嵐の腕が肩に回されて、体が持ち上げられた。 嵐の膝の上に乗っているような姿勢になってしまう・・。 「苦しっ・・ひっ・・」 体重のせいか、普段は届かないような奥まで抉られているみたいだ。体全部の感覚が、そこにだけ私有中したみたいに、動かれると体がどうしようもなく震える。 脳にまで快感が突き抜けて、そのまま精神がどこかに行ってしまいそうで怖い・・。 「先輩、見て下さいよ、前」 「ヒッ・・」 グイっと顎を掴まれて、顔を上げられた。息が苦しい上に、その動作で、また内膜がランダムに抉られてしまう・・。 嵐が手をのばして、ベッドを囲んでいるカーテンの一部を開けた。 「やっ・・なっ・」 ベッド脇に立てられた鏡に、自分がうつっている。 「うっ・・・」 必死でもがいても、顎が固定されてて顔を動かせない。嵐の膝の上にがつちりと抱えられて、顔を汗と涙と唾液で濡らしている自分が強引に目にうつる。 「よく見て下さいよ、かわいいですよね」 クスクスと嵐の声が耳に吹き込まれて、両足がM字に抱え上げられた。 「あっ・・」 鏡の中に、結合部がくっきりと写し出されている。赤い襞が限界まで伸びてぎっちりと絡み付いて、くわえこんでいる。 短いエプロンスカートがまくれ上がって、屹立した自身までが写し出されている。 「やっ・・う・・」 必死で目を閉じた。でも、脳裏に焼き付いてしまったみたいで離れない・・。 嫌だ・・。 「ひっ・・」 また、嵐が動いて、中が擦り上げられた。頭の中が、勝手に想像してしまう。さっき見たばかりの赤い粘膜が引きずり出されては、突き入れられている光景を・・。 つながっている部分からジェルを溢れさせている・・。 「先輩・・、ほら、すごく絡み付いて、中が痙攣してますよ。そんなに好きですか?」 「・・っ・・」 目を閉じていても、刺激にどうしても開けてしまいそうになる。 苦しい・・。普段よりも奥を突かれて、ただでさえ慣れない感覚なのに・・。 「本当に、会長とはしてないんですか?どうなんですか?」 「ちがっ・・ないっ・・」 必死で首を振った。そんな動作にも体が震えて、絶頂を迎えてしまいそうになる。 快感に耐えきれずに、目が開いてしまう・・。鏡の中で、足を抱え上げられて後孔にギッチリと嵐をくわえこんでいる自分がうつっている。焦点のあっていない目が、鏡にうつっている。 抱えられた太腿も真っ赤になって、溢れ出ているジェルで濡れている。前もたちあがって、エプロンを押し上げている姿がひどくいやらしい・・。 身体全部が犯されているみたいだ。身体を少しでも動かされるだけで、脳が快感に支配されてしまう・・。 「本当に?こんなに魅力的な先輩を見て?」 ひどく浅ましい姿なのに、どこが・・としか言い様がない・・。 嵐の指が、シャツ越しに晶の胸を掴んだ。 グイグイと擦られると、背筋から下半身に直結しているかのような感覚が体を駆け巡る。 「あぁっ・・」 爪で引っ掻くみたいに弄られると、頭の中が白く弾けて、前から白濁とした液が溢れ出た。 「ひっ・・あぁっ・・」 それでも、中にいる嵐をビクビクと締め付けてしまう。弄られた乳首が、指が離れても、まだジンジンしている。 「もうイッたんですか?そんなに胸も好きですか?」 「あっ・・やめっ・・」 また、グイグイと嵐の手が晶の乳首をシャツ越しに掴んだ。腰がガクガクと震えてしまう。 まだ中に入ったまま嵐を締め付けてしまう。 「あぁっ・・うっ・・」 必死で嵐の腕にすがりついた。体が辛い・・。さっきイッたばかりで、また熱くなって来てしまう。 「やめっ・・」 なんとか腕にすがりついていると、不意に体を持ち上げられて中から嵐自身を引きずり出された。 「うっ・・」 粘膜を擦り上げながら、異物が出て行く。体がもどかしいように、ガクガクと震えてしまう。 「先輩、俺、まだだから舐めて下さいよ」 クスクスと笑いながら、嵐が耳元に口をすり寄せるようにして、声を吹き込んで来た。 頭を押さえ付けられて、シーツの上に四つん這いにさせられる。目の前には、さっきまで自分の中にはいつていた嵐がある。 「そんなのっ・・」 必死を首を振っても、嵐の首を押さえ付ける力は弱まらない。こんな昼間っから、保健室のベッドの上で後輩に奉仕するなんて・・。なさけなさに体がガクガクと震えてしまう。 「先輩、早く・・」 「っつ・・・」 急かすように、嵐の手が回りこんで来て、胸に触れた。ジンジンしている乳首をつままれて、干練り上げられると、刺激で頭の中がボーッとなってしまう。 「はぁっ・・あぁっ・・」 「早く・・」 髪の毛を掴まれて、口腔に差し込まれた。 「うっ・・」 苦しい・・。息が苦しい上に喉奥が突かれて、嘔吐感がせり上がって来る。 口が限界までひらかれている。 「うぐっ・・」 たっている音が、直接耳に響いて来る。ひどく卑猥で、耳にその音しか響いて来ない。 感覚が強烈すぎて、訳が分からない・・。体が熱い・・。 「んっ・・」 必死で、すがりつくように嵐のズボンを握りしめた。何かにつかまっていないと、体がバラバラになってしまう。 ただ口にくわえて、動かされるままに頭を振った。体全体がガクガクと震えて、苦しさで涙が出てしまう。 喉奥を抉られると、後孔に入れられているような錯覚が頭に浮かんでしまう。口の中の粘膜全部をこすられて、唾液も奪い取られてしまいそう・・。 「うっ・・」 不意に、口腔の最奥に熱い飛沫が打ち付けられて、口からズルリと糸を引きながら嵐自身が引き抜かれた。 「はぁっ・・あぁ・・」 喉の奥が熱い・・。それに、口全体に苦くて熱いものが広がって行く・・。 「ぐっ・・」 慌てて、シーツを掻きむしって吐き出した。頭がグラグラしている。気分が悪い・・。 「先輩・・」 背中に嵐の手があてられて、背中をさすり上げられた。 胸も、ブラウスに擦れるとジンジンして痛いし、後孔もずっと何かを含んでいたから違和感がある・・。口の中も、まだ何かはいっているみたいに熱い・・。 「うっ・・」 深呼吸をくり返して、なんとか息を整えた。でも、まだ口の中が苦い・・。 「先輩、何もなかったのは本当ですか?」 嵐がベッドから降りて、服を整えてから嫌そうに質問して来た。 本当に何も・・さっきからそうだと言っているのに・・。 「あぁ・・」 「じゃあねどうして外させたんです?」 攻めるみたいに睨み付けられて、居心地が悪い。 「お前がそんなのつけて・・力が出なかったから・・だから・・」 なんとなく、目をそらして、シーツを眺めながら声を絞り出した。 「会長って・・前会長ですか?」 「あぁ・・」 「でも、そんなのに気を許す先輩も悪い」 そう呟いてから、嵐が苛々としたように器具をベッドから拾い上げた。また付けられるのか・・と体が竦んでしまう・・。 目が泳いで、肩に力を入れてしまう。 「・・・もうしませんよ。 第一、先輩、今後これを見たら元会長を思い出すでしょう。そんな物、使うと思いますか?」 語気が荒くて、所々舌を噛むみたいに言葉がつっかっている。 怒っているのを、必死で抑えているみたいな感じだ・・。 「俺の事を考えてくれないと、意味がないです」 呟きと同時に、突然手首を掴まれて、ベッドから引きずり降ろされた。 「っ・・・」 そのまま、隣のベッドに移される。確かに、ローションと体液でシーツはグシャグシャになってしまっていたけど・・。 「先輩は、こっちで休んでて下さい。生徒会の仕事は俺がやりますから」 そのまま、隣のベッドとの境界のカーテンが引かれてしまった。 「でも・・・」 「大丈夫です。とにかく、会長の居る校内をウロウロしないでください」 それだけ言い捨てて、こちらに背中を向けた。青いカーテンをベッドの回りに引いてから、保健室を出て行ってしまったようだ・・。 カーテンで完全に遮断されて、視界にうつるのは青色だけ・・。 「はぁ・・・」 まだ、乳首が疼いているような気がするし、下半身も重たい・・。 時計を見ると、まだ2時過ぎ・・。 こんな格好で生徒会の仕事をしないですんだのはよかったのかも知れないけど、嵐は怒っていたし、どうなんだろう・・。 また、何かされたりしたら・・。 いやな想像が頭に浮かぶ。 首を振って、強引に打ち消してから目を閉じて、枕に顔をうずめた。 元会長は何を考えていたのかさっぱり分からない・・。 でも、嵐の方がもっと・・。 今、ベッドの上に窓とカーテン越しに差し込んで来る光みたいに、あやふやで何も信用が出来ない・・。理由がみつからないから・・。 |
2001 4 1UP |
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