「高校生の生活」
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「ひぃぃぃっ……あぁぁ……」

グッと腰が進んで。

激痛が、頭の先まで走った。

「あぁ……先っぽが入ったな…」

「い……いたぁぁ……あぁ……」

痛すぎて。両目から、勝手に涙が溢れてくる。

「あぅ……い……いた…」

股間から、左右にメリメリと引き裂かれていく。

身体が、バラバラになってしまいそうなほど。

痛くて、全神経が、股間に集中してしまう。

「うぅ……あぅ……」

「ほら、全部入った…」

強引に腰を押しつけられて。

視界の中。尻の割れ目の間に、ペニスが突き刺さっているのが分かる。

さっきまで、半勃ちになっていたペニスが。すっかりしぼんでしまっている。

「あ……いたぃ……」

「あぁ。やっぱり、裂けたな…」

誰かの声がして。尻の割れ目の奥から、赤い筋がながれてきた。

「ひ……ひぃ……」

身体を首で支えて。2つに折り畳まれているようにして、下半身を突き上げているせいで。しなびたペニスを伝って、ポトリポトリと血液が胸の上に落ちてくくる。

「チンチン入れて貰って、気持ちいいだろ」

「う……あぅぅ……」

気持ちいいわけがない。

身体が壊れてしまったように。全身を、痛みだけが支配している。

「ほら…。動かすぜ」

「ひぃ……」

腰を掴まれて、ゆっくりと、男が。動き出した。

「あぅぅ……や…やめ……いたい……」

身体が、2つに裂けてしまう。

怖くて、なんとかして、男の動きを止めたいけれど。

「うわ……チンチンにまとわりついて、ケツの穴が出てきてる」

「気持ちワリィ…。内臓が見えてるみたいだな」

男が腰を引くと、ペニスに絡みついて、粘膜が、引き出される。

真っ赤で、血に濡れていて、テラテラと光っている。

「あぁ……いた……」

逃げ出したいのに。身体を動かすことが出来ない。

押さえつけている腕に、抵抗するような力も、出せない。

「うぅぅ……」

「すごいな…見ているだけでも、俺……」

「俺も……」

濁った視界の中。他の男達が、カチャカチャと音をたてて、次々とベルトを外していっている。

「ひぃ……」

屹立したペニスが、何本も。ぐるりと、自分を取り囲んでいる。

 

こんなにも、ペニスを見たことがない。それに、どの性器も、勃起していて。

「あ……あぁ……」

瞼が、強引に指で広げられた。

「い……いた……」

瞬きが出来ない。

「目にかけてやるよ…嬉しいだろう」

「あぅっ……し……しみる……いた…」

目玉が、飛び出てしまいそうなほど。広げられた瞼の中に、精液が放出される。

「ひ……」

右目の視界が、完全に無くなってしまった。

熱い精液が眼球にかけられて。

目の奥から、ジンジンとした痛みが広がっていく。

「あぁ……や……やめ…」

「ケツの穴、裂けて、めちゃくちゃだな…。

 もっと、引き裂いて欲しいか?

「い……いや…」

山本の声が聞こえる。

尻の穴は、痛くて痛くて。

「俺のチンチンも、一緒に突っ込んでやるよ」

「ひ……あ…」

床に貼り付けにされていた身体が。抱え上げられて、起こされた。

「あぅ……い…いた…」

男のペニスが入ったままの後孔に。山本のペニスも、押し当てられる。

「ひ……ひぃ……」

メリメリメリと。強引に、後孔が引き裂かれていく。

「い……いたぁ……」

脳天まで、激痛が一気に身体の中を走る。

「あぅ……うう…」

痛みに、身体が支配されていて。他の所に神経が行かない。

だらしなく開いた唇を。閉じることもできない。

「うぅぅ……あぁ……」

「ほら、気持ちいいだろう。チンチンを2本も突っ込んで貰って」

「い……あ……」

「嬉しいですって、言えよ」

ギュッと。山本の指で、ペニスが握り込まれた。

後孔の痛みのせいで、身体の他の部分の感触が、ない。

「あ……う……嬉しい……です」

「あぁ、どんどん裂けていくな。ケツが血まみれだ」

「ひぃっ……うぅ……」

想像しただけでも、恐ろしい。

でも、血が。尻の割れ目をながれていく、なま暖かい感触がする。

「あぁ……中に出すぜ…」

「ひ……」

声が聞こえて。後孔の奥が、熱くなった。

「ひ……あつ……あついっ……」

腸壁の奥に。熱い精液が打ち付けられる。

気持ち悪い。

吐き気が食道の奥からこみ上げてきた。

「じゃあ、次は、俺だな…」

ズルリと性器が後孔から引き出されて。一瞬、身体が楽になるけれど。

すぐに、また、別の男がのしかかってくる。

「い……いたぁ……」

もう、痛いのか、痛くないのか。感覚が麻痺していて、よく分からない。

ただ、苦しい。ぜいぜいと、自分が息をする音が。頭の中に響いている。

「あぁ。もう、手を押さえていなくてもいいだろ。

 とても、抵抗できそうにないもんな」

「あ……」

手首をトイレの床に、押さえつけていた手が離れていく。

「あ……あ……」

手に力を入れようと思っても、指先がピクリと動く程度で。

腕を動かして、抵抗するような気力が湧いてこない。

それに、これだけの人数に囲まれて。

どう抵抗しても、無駄な気がする。

「じゃあ、俺は、手でして貰おうかな…」

「ひっ……」

右手が掴まれて。顔の横に突き出されたペニスに導かれた。

「う……い…いや…」

屹立した性器が。手のひらに触れてくる。

先端が、もう、先走りの液で濡れていて。グニャリとして、気持ち悪い。

「ほら、大好きなチンチンさわれて嬉しいだろう」

「じゃあ、どうせだったら、両手で触らせてやるよ」

「ひ……」

左手にも、グニャリとしたペニスが触れてくる。

「あ……う……」

強引に手を掴んで、ペニスを握らされている。

両手が、左右に広げられて、ペニスを掴んでいる。

別々にドクドクと脈打っていて。じわじわと硬くなっていく感触が感じられる。

「あ……あぅ……」

想像したくなくても、頭の中に、自分がされている光景が浮かんでくる。

 

前後から、後孔を、2人の男にペニスで犯されて。

両手にも、ペニスを掴まされている。

 

「ひ……いた……あぁ……」

視界の隅で、後孔に突っ込まれているペニスが。激しく上下して、中を擦り上げているのが見える。

血と精液にまみれて。テラテラと光っている。

「いいザマだな…鈴音。ほら、お口が空いているな…」

「ひ……」

髪の毛が掴まれて。別な男が、唇の中に。

性器を押し込んできた。

もう、硬くなって、喉奥を突き上げていく。

 

「ぐ……うぅ……」

苦しいから、逃れたいのに。髪の毛をがっちりと掴まれて。どう動くことも出来ない。

「すげぇな。チンチンに囲まれて、嬉しいだろ」

「うぐ……ぐぅぅ……」

頭の中がぼんやりとしていて。

何も考えることが出来ない。

何か、考えようとしても、すぐに後孔の奥を突かれて。

考えが、後孔の刺激に、霧散していってしまう。

「あ……あぁ……」

視界が点滅して、頭の奥がジンジンしてきた。

「うわ、コイツ、イッちゃってんじゃね−の?

「やばそうだよな」

ケラケラとした笑い声が聞こえる。

みんなの瞳が。ペニスと精液・血液にまみれた自分を見下ろしている。

白い剥き出しの尻も、双丘の奥まで、まじまじと蛍光灯の下にさらされて。

「あ……あう……」

想像すると、恥ずかしさで、意識が遠のきそうになる。

「ひ…」

でも、そのたびに、喉の奥をペニスで突かれて。

 

グチャグチャで、痛くて、意識を手放したいのに。

意識を失いかけると、身体のどこかにペニスが突き刺さってきて。

意識を失うことも出来ない。

「う……うぐぅ……」

「あぁ、俺、で……でるっ……」

口の中のペニスが、ブルブルと震えて。

喉奥に、精液が打ち付けられた。

「ぐぅ……うう……」

髪の毛を掴まれて、股間に押しつけられた。

陰毛の、むあっとした臭いが鼻をつく。

臭くて、胃から、内容物が食道を迫り上がってきそうになる。

「ひ……」

「あぁ……でた……。飲めよ……」

「うぐ……」

吐き出したいのに。ペニスで口を塞がれて、吐き出すことが出来ない。

酸っぱい、胃の内容物と一緒に。生臭い粘液が、食道を下っていく。

その感触が。ピリピリと食道を針で突き刺すような感触で。

気持ち悪くて。涙が溢れてくる。

「う……うぅ…」

「ほら、全部のんだな。美味かったか?

「ひ……」

口からペニスが抜き出たけれど。

同時に、前髪を掴まれて、顔を上向かせられた。

「美味かったって、言ってみろよ。「精液、美味しかったです。もっとください」とか。

 何か、気の利いたことでも言えよ」

「ひ……」

「言えッて」

ガンッと頭が床に打ち付けられた。

痛みよりも、振動が伝わってきて、気持ち悪い。

痛みの感覚は、すべて、後孔に集中されているみたいで。

後孔の粘膜が、裂けて、ペニスで、めくり上げられている感触がただ、どうしようもないくらいに痛い。

「あ……あ……」

でも、何度も、頭を床に打ち付けられると。

脳が、頭の中でグラグラと揺れて居るみたいで。

止めて欲しい。

「う……あ……精液……美味しかった……です……。

 あう……もっ…、もっとくださいっ……」

唇の端を唾液がながれて、喉に伝っていく。

「なんだよ。そのままじゃなくて、せめて、アレンジしろよ。

 脳がないな。本当に、脳味噌、はいってんのか?

「う……や…やめっ……」

ガンガンと、頭が床に打ち付けられる。

「あ……や……。チンチン……おいしいです……あ…」

何か、言葉を紡がなくては…と思うのだけれども、頭を揺さぶられて。

何も考えることが出来ない。

「ほら、もうやめておいてやれよ。

 じゃあ、次は、俺が舐めて貰おうかな」

「ひ……」

唇に、また、別な性器が押し当てられる。

 

股間の臭いって、人によって違うんだ…。そんな、どうでもいい考えが頭をよぎって。

でも、すぐに、喉奥まで突かれて、すぐに考えが飛び散ってしまう。

「ひぃ……うぐ……」

「いいな。鈴音でしばらく遊べそうじゃないか」

誰かの声が聞こえる。

「そうだよな。鈴音のこういう使い方があるなんて。

 想像しなかったよな」

「あぁ……イクッ…」

別な声が聞こえて。

後孔の奥に、再び精液が注ぎ込まれる。

「あ…う…」

熱い、と感じる間もなく。

後孔からペニスがズルリと引き出されて、すぐに、また、別なペニスが入ってくる。

「うぅ……あぅぅ……」

後孔の粘膜が、擦られすぎて。

股間から、身体が2つに分かれてしまうんじゃないか…と怖い。

前後から、ペニスを突っ込まれていて。

バラバラに奥が刺激されるから。

たえず、頭の中がチカチカと点滅して居るみたいで。

「ひ……あぁ……」

手のひらにも、精液が放出される。

全身、至る所が体液で濡れていて。

 

「嬉しいだろう…、こうして、チンチンに囲まれて」

谷原の声が聞こえる。

「う……うぐ……」

否定したいのに、唇を性器でふさがれていて、なんと言うことも出来ない。

「あぁ……うぐ……い…いや……」

「あれ? イヤって聞こえたな」

「ひ…」

頬に、スニーカーの靴底が押し当てられた。

ペニスが入って、膨らんでいる頬を。靴底がグリグリと刺激してくる。

「イヤだなんて言ったら。鈴音の、この様子。動画サイトにアップしようかな…」

「ひ……」

見上げても、視界が涙と精液でぼんやりとしているせいで。

立っている、谷原の顔を観ることが出来ない。

 

でも、きっと、いつもの、酷薄そうな笑みを浮かべて、見下ろして居るんだろう。

「や……やめ……」

谷原だったら、動画サイトに投稿する、なんて簡単にしそうだ。

 

でも、こんな、むちゃくちゃにされている動画を公開されたりしたら…。

恐ろしい想像に、背筋がすくみ上がる。

「や……やめ…」

「やめて欲しかったら、嬉しいですって言ってみろよ。

 1人で、トイレでオナニーしているヘンタイですって。きちんと言えよ」

「うぅ……。

 僕……は…トイレで、オナニーしている……ヘンタイ…です…」

あぁ、トイレで、オナニーなんてしようとしたから。

こんな目に遭って居るんだ。

 

「ひぃ……あぅぅ……あつい…」

また、身体の奥に。熱い精液が注ぎ込まれる。

「俺らも、鈴音が、こんな事されて、喜ぶヘンタイだ、なんて知らなかったよ…。

 鈴音が大切だから。これからも、かわいがってやるよ」

「うぅぅ……お……お願い…します…」

頬を靴で踏みつぶされながら。

谷原が望んでいそうな言葉を発する。

「いいな。面白いな」

男達が、みんな笑っている。

 

非道く体中が痛くて、気持ち悪いのに。

なんだか、身体の芯がジンジンとしてくる。

「う……あ…」

 

再び、谷原を見上げてみた。

でも、蛍光灯の光で、視界が白く揺らぐ。

そのまま、白一面が視界に広がっていって。

 

鈴音は、意識を手放した。

 

2011 11 03 UP
基本に立ち返って、典型的なBL小説を…と思って、書いた物です。私は、やはり、基本的に高校生モノが
一番好きなんですよね。読んでいても、楽しいし。
でも、複数の攻めっていうのは、けっこう書きづらいので、苦手かもしれません……。
今回の小説は、イメージ的に…バニラのソフトクリームみたいなモンです…。
読んでくださって、ありがとうございます。
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