パパ友との遠足
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それ以外、考えられないだろう…。

さっき、あんなに見せつけられたばかりだし…。

「あぁ、今回は当たりましたね。

 じゃあ、もっとじっくりとキュウリを味わえるように。

 奥まで入れてあげますよ」

「ひ……や……抜い……て……」

身体に力を入れて、抵抗しようとするのに。

 

じわりじわりと、後孔にキュウリが入ってきているのが分かる。

「新鮮だから、イボイボがとがっていて、気持ちいいでしょう。

 襞が真っ赤になって、ヒクヒク痙攣しながら、飲み込んでいって居ますよ」

「う……」

言われると、頭の中に、勝手に映像が浮かんできてしまう。

 

四つん這いで、お尻を高く掲げて。

空也パパに、お尻の穴にキュウリを突っ込まれている様子が…。

 

赤く充血している襞が、緑色のキュウリを、ギチギチと締め上げるように、飲み込んでいっている。

「く……苦しい…」

「何が苦しいんですか? きちんと言ってくださいよ…」

「き……キュウリが…。お尻の穴に入っていて……くるし……」

恥ずかしくてたまらないけれど。

必死で、声を絞り出した。

 

同時に。クッと笑いを我慢するような息の音が。背後から、した。

「かわいいですね。

 そうやって、なんでも、素直に受け止めるところが。

夏樹くんパパの可愛いところですよね」

「………え?

だって、言えって言ったのは、空也パパじゃないか…と思う…。

 

「じゃあ、トミカの代わりに。

 今日はキュウリ、入れたままにしておきましょうか…」

後孔を広げていた指が退いて。

キュウリだけが、後孔の中に残された。

「……え……な……」

空也パパが、璃月の、膝まで落ちていたジーパンとパンツを引き上げている。

「……そ……そんな……」

後孔の中に、まだキュウリが入ったままだ。

少しでも身体を動かすと、ズクリ…と腸壁をキュウリの先端が擦り上げて。

 

空也パパの指に、弄られているような気がする。

「それに…。ほら。

 もうすぐ、集合時間ですよ。子供達に、弁当食べさせてやらないと」

言われて、時計を見てみると。

たしかに。

 

時計は、もうすぐ12時になろうとしている。

お昼御飯の弁当は、各自保護者が持ってくることになっているから。早く集合場所に行って、夏樹に弁当を食べさせてやらないと。

急がないと、12時に間に合わない。

「あ……」

 

空也パパが、逆さまにして、広げてしまっているリュックの荷物を。

慌てて、かき集めて、元通り、リュックの中に戻した。

 

でも、座って、そうするだけでも、後孔の中の異物をどうしても、意識してしまって…。

 

なんだか、顔がほてってくる。

それに、じっと空也パパに見られているような気がする。

それも、恥ずかしい…。

 

空也パパが散らかしたんだから、手伝ってくれたっていいのに…。

 

リュックの中身を全部入れて、チラと空也パパの方を見上げた。

 

「準備、できましたね。行きましょうか?

「あ……」

腕を掴まれて、立ち上がらせられた。

 

立つと、ズクリ…と中からキュウリが抜け出てきそうで。

一瞬、ひやっとしてしまう…。

中の異物が、入り口部分の襞を、擦って…。その感触に、全身が、ビクッと震えてしまう。

 

「う……」

「急がないと…遅れてしまいますよ…」

「は……はい……」

そうは言っても…。

歩くたびに、身体を少しでも動かすたびに。

キュウリが、内部をグリグリと擦り上げていくのだ。

ずっと、犯され続けて居るみたいで…。

 

特に、たまに、最奥を不意に突かれると。

 

頭の中がはじけて、身体が崩れ落ちそうになってしまう。

 

「ほら、しっかり歩いて」

「で……でも……」

自分では、しっかりと歩いているつもりなのに…。

どうしても、身体はぐらつくし、視界は涙でにじんでくるし…。

 

それでも、なんとか、空也パパに身体を支えられて、集合場所に向かった。

 

集合場所には、もう、すでに、ママさん達の大半が来ている。

 

「あっ!!パパ、おそーい!!

グルリと見回す間もなく。夏樹が、抱きついてきた。

「う……」

その弾みで、中のキュウリが。ズクリッと奥を突き上げてくる。

 

「あ……ご……ごめんな…。ちょっと、遅れて……」

「ねぇ、パパ。僕、お芋さん、たくさん取ったよー!!見てみて!!

夏樹が、グイグイと手を引っ張って、畑の中に入っていく。

歩くだけでも辛いのに。

奥を、空也パパに突き上げられて居るみたいで。

意識が飛んでしまいそうになる。

 

畑の真ん中まで行くと。

「す……すごいな……」

夏樹が指さす先には、芋が、5・6本並んでいる。どれも小振りだけれど。

夏樹は、こういう体力系のコトが苦手だから。夏樹にしては、よくやったんじゃないか…と思う。

「ねぇ、パパ。お昼御飯、空也くんと食べてもいいよね!!

「え……」

子供の言葉に、一瞬頭が着いていかなかった。

「で……でも、空也くんは? もう予定があるんじゃ……」

空也パパはかっこういいし、もてそうだから。

先約のママさん達がいるんじゃないかと思う…。

 

でも、そう考えると、少し、キリリと胸が痛んだ。

 

「そんなことないもん!! 夏樹、空也くんと約束したもん!!

「夏樹くんパパ!!

夏樹の言葉と同時に、空也くんの小さな身体が飛びついてきた。

「ひ……」

身体が揺れると、後孔が、中から押し広げられるみたいで…。

 

「あ……」

唇から、勝手にあえぎ声が漏れてしまう…。

頭の中もジンジンするし。

小刻みな震えが止まらない。

「こら…空也。そんな風に、夏樹くんパパに飛びついたら、びっくりするだろう」

「……う……」

腰にしがみついていた空也くんを、空也パパが、襟首を掴んで引きはがした。

「だって、夏樹くんと一緒に食べる約束したんだもん!!ねー」

「うん」

子供同士。顔を合わせて、頷き合って、抱きつき合っている。

 

子供っていうのは、何かというと、すぐに抱きついたり、触れてきたりするから。

びっくりしてしまう…。

 

特に、今まで、夏樹は、お友達があまり居なくて…。

こうして、夏樹と同世代の子供とふれあう機会は、璃月にも、あまりなかったから…。

「じゃあ、一緒にお昼を食べましょうか」

空也パパが、璃月の肘を掴んで、畑から空き地の方へと移動した。

 

でも、歩くたびに、身体が崩れ落ちそうな気がする。

空也パパが支えてくれているから、いいけれど…。

 

「ここでいいですよね」

バサッと音をたてて、空也パパが、今流行のヒーローもののレジャーシートを広げた。

「やった。お弁当、お弁当」

子供達は、キャッキャッとはしゃいで、靴を脱ぎ散らかして、レジャーシートの上に上がっていっている。

座ると、後孔の中のキュウリが…。更に奥まで入ってきそうな気がする…。

 

大丈夫だろうか…。

怖いな…。

 

「ほら、夏樹くんパパもどうぞ、座って…」

「あ……」

グイと腕を引かれて、身体のバランスを崩すようにして、レジャーシートの上に膝をついた。

案の定。

奥が、突き上げられて、広げられる…。

「あぁっ……」

両手で、両肩を握りしめて、なんとか、こらえた。

 

でも、空也パパが、ニヤニヤと意地悪く笑って、こちらの様子を見ているような気がする。

 

こんなに苦しくしているのは、空也パパなのに…。

「う……」

声が出なくて、チラとにらみ返した。

「駄目ですよ…」

空也パパの指が、前髪に触れてくる。

「そんな色っぽい目で見られても…。

今は、子供に弁当食わせるのが先でしょぅ」

ククッと喉の奥で笑って居るみたいだ。

 

色っぽい目なんて…。そんなつもりは毛頭ない。

ただ、睨んだだけなのに…。

「な……夏樹…。ほら、きちんと座って、早く食べなさい…」

空也パパの、前髪を撫でる指から、顔をそらすようにして、夏樹の肩を掴んだ。

「宇宙キター」

「………ほら、遊んでないで……」

ジタバタと動く身体を、なんとかシートの上に座らせて、弁当箱を開ける。

 

最近は、キャラ弁がいいとか。デコ弁がいいとか。

いろいろと言われるけれど。

なかなか、そんなコトをしている時間の余裕がない。

朝は、仕事上がりで疲れているし。

特に、今日みたいに、遠足の付き添いとなると、準備が大変で。

 

結局は、御飯を詰めたのと。

冷凍食品を何品か適当に詰めただけの弁当になってしまう…。

 

「早く食べなさい…」

「はぁーい」

座って食べ始めた夏樹をみてから、チラと空也くんの方をみてみた。

 

どうせ、シングルファーザーだから、似たようなモンだろう…と思っていたのに。

 

空也くんが持っている弁当は、彩りもよくて、おにぎりが、サッカーボールの形なんかしている。

「な……」

なんだか、たまらない敗北感を感じる…。

 

何をしても、空也パパには、追いつけないような気がして…。

「う……」

その上、あんなモノまで、後孔に入れられて…。

 

悲しい…。

気持ちが、どうしても、落ち込んでしまう…。

空也パパに、好き勝手されているみたいで…。

「ち……ちょっと……」

駄目だ…。

自分が、情けなくて。涙が出てきそう…。

 

立ち上がって、あわてて靴を履いた。

そのまま、集合場所のはずれの、公衆トイレの方へと走っていく。

 

後孔のキュウリも我慢できない…。

もう、また、自分で取り出すしかない…。

 

「あ……」

「ちょっと…待ってくださいよ…」

公衆トイレに入ったところで。

後から、グイと肩を掴まれた。

「な……」

「なんで、逃げるんですか? また、1人で、出すつもりでいたんですか?

「だ……だって……」

頭の中が、異物のコトでいっぱいで…。

もう、我慢できない。

 

それに、空也パパと並んで座っていると、自分がすごく惨めな気がして…。

 

好きに遊ばれて、笑われている気がする。

 

「ずるいですよ…。僕が、出してあげますから…」

「ひ……」

トイレのタイル壁に向かって、身体を押し当てられた。

カチャカチャと音がして。

ジーパンのベルトが外されて、パンツとズボンがズリ下ろされていく…。

 

「あ……や……やめ……」

やめてほしいのか…。

でも、早く、この異物を出して欲しい…。

「顔が真っ赤ですよ…。そんなに、コレ、気持ちいいですか?

「あ……」

空也パパの大きな手が。萎えているペニスを、ぎゅっと握りしめてきた。

「ち……ちが……」

気持ちよく、なんかない…。

ただ、苦しくて、頭がぼうっとしそうになるだけで。

「俺の、よりも、気持ちいいですか? ずるいな…」

「あ……あ……」

ペニスを握っている手が、強弱をつけて動き始める。

 

腰が、勝手に揺れてしまう。

 

「そ……そんな…さわら…ないで……」

「何を? 何を、触らないで欲しいんですか?

「ひ……」

ギュウッと。特に強く、ペニスを握りしめられた。

体中の血液が、ソコに集中していく。

「あ……お……オチンチン……オチンチンに……さわら…ないで……」

首を振って、タイルの壁に顔を擦り開ける。

冷たいはずなのに。

身体が、熱くなりすぎていて。感触がない。

「あ……う……」

「オロナイン、たっぷり付けたから、ぐちょぐちょですね」

「……う…やめ……」

ペニスを扱くように動かしている指も、止めて欲しい。

そうじゃないと、背筋を、何か、ゾワゾワとしたものが這い上がってきて居るみたいで…。

「う……く……」

身体の内側を、虫が這って居るみたい…。

気持ち悪いはずなのに。

 

空也パパに握られているペニスは、じわりじわりと硬くなっていっている。

「待ってくださいよ。自分だけ…気持ちよくなるのは、ズルイですよ」

「え……」

ペニスを上下に扱いていた指が。根本部分で、ギュッととまった。

と、同時に。

後孔に、熱い感触が触れた。

「ひ……い……いた……」

キュウリだけで限界だと思っていたのに…。

チクッとした感触がして、後孔がさらに押し広げられて…。

空也パパの身体が、背後から重なってくる。

「う……い……む…無理……」

キュウリが入ったままの後孔に、空也パパのペニスも、入ってきている。

 

キュウリだけでも、充分に苦しいのに。更に、空也パパのペニスまで、なんて…。

 

絶対に無理…。

 

限界を超えた許容量で、身体が勝手にビクついてしまう。

「ひ……う……」

堅いタイルの壁に、爪をたてるけれど。すべるだけで、力が入らない。

 

全身が、痛みに支配されている。

「あぁ……やっぱり、きついな…。でも…入らないこともないでしょう…」

「ひ……」

グッと腰が掴まれて。

頭の先まで、一気に痛みが駆け上がった。

同時に、生暖かい感触が、太腿を伝っていく。

「あ……あ……」

「あぁ。切れてしまいましたね…。ちょっと、我慢してくださいね…」

壁に額をつけて、下を見ると。

どす黒い床の上に、鮮血が、ポタリポタリと落ちて言っている。

自分の、ケツの穴が裂けて、流れている血だ、なんて…。

 

想像したくないのに。

勝手に、頭の中に、後孔が、ペニスとキュウリを飲み込んでいっている様が浮かんでくる。

「いいですね…。キュウリのイボイボが…。

 気持ちいいですよ」

「う……」

痛みで萎えかかっていたペニスが。再び、空也パパの手の中で、形を変えていく。

芯が入っているみたいに、熱く、硬くなっていく。

「さ……触らない…で……」

「どうして? ほら、こんなに硬くなってきている。

 お尻の穴に、チンチンとキュウリ、入れられて、気持ちいいでしょう」

「う……」

顔をみられたくなくて、両手で覆ってみたけれど…。

「今更…、隠さないでくださいよ…」

やんわりと、その手を掴んで、顔から離されてしまう。

 

真っ赤になっている顔を、さらしている。

下半身も、剥き出しにして…。

「あ……あぁ……」

頭の中に浮かんでくる、自分の姿に、身体の芯が、どんどんと熱くなっていってしまう。

「あぁ…、いいですよ…。

 あなたの中。ギチギチに締めつけてきて…。ほら」

「ひ……い……いた……」

腰を、わざと揺すられると、ダイレクトに、全身に感覚が走っていく。

指の先まで、ペニスに犯されているみたい。

「うぅぅ……動かないで……」

身体が、くずれそうになるけれど。

結合している後孔で支えられて居るみたい…。

「どうして? こんなに、気持ちいいのに?

「ひ……」

空也パパの悪戯なささやきが聞こえる。同時に、後孔に入れられているペニスが、注挿を始めた。

「う……いた……あ……あ……」

襞をめくり上げるようにして、ペニスが、動いている。

 

最奥まで突き上げられると、頭が薄ぼんやりとしてくる。

ただ、後孔の感覚にだけ、全身が支配されている。

 

何度も、突き上げられると、そのたびに、下半身のペニスの先端が、壁に擦れて。

それに、空也パパの指にぎゅっと、きつく握られたり、ゆるく撫でられたりしているせいで。

 

神経が、股間に集まっていってしまう。

「あ……あ……」

「気持ちよさそうですね…。そんなに、突っ込まれるのは、気持ちいいですか?

「う……」

言葉に首を振るけれど。

快感が、背筋をゾクゾクと這い上がってきているのも、真実だ。

 

「ひ……」

その頭の中が、極彩色に覆い尽くされて。

はじけてしまいそうになった瞬間。

ペニスの根本が、ぎっちりと指で締め上げられた。

「あ……な……なん…で……」

 

今にも、イキそうだったのに…。

 

後孔を滅茶苦茶に擦りあげられて。

 

今にも、絶頂を迎えてしまいそうだった…。

なのに、ペニスの根本でせき止められて。

行き場のなか快感が、グルグルと身体の中をまわっている。

 

「う……あ……」

気持ち悪い。

放出できない快感が、ズシンと下半身にたまっているみたいで…。

 

「駄目ですよ。きちんと、「気持ちいい」って言ってくれないと。 

 まるで、自分は嫌がって居るみたいで…。ズルイですよ」

ククッと空也パパが、喉奥で笑って、耳朶を噛んでくる。

「そ……そんな……」

「さぁ、言ってくださいよ。気持ちいい…って」

言わないと、このまま、イカせてくれないのだろうか…。

快感が、身体の中を這い回るままに…。我慢しなくてはいけないんだろうか…。

「あ……あ……」

とにかく、なんとかしたい…。

今、こんなにも気持ち悪くて、もどかしいのを、放出してしまいたい。

「き……気持ち……いい……」

空也パパに言われるままに、言葉を紡いでみた。

 

「何が気持ちいいんですか?

「あ……」

腰を揺すられると、振動が脳の先にまで広がってしまう…。

「お…お尻……と…お……オチンチンが……」

もう、恥ずかしすぎて、頭の中が、パニック状態になってしまっている。

 

グチャグチャに混乱していて、よく分からない。

「「お尻に入っているオチンチンが、気持ちいい」でしょう。ほら、言ってくださいよ」

「あ……あぁ……」

グイグイと、更に奥まで入ってきている気がする。

 

身体が、引き裂かれてしまいそう。

それに、ペニスの根本にたまっている快感が、全身を支配していて…。

 

「お…お尻の……オチンチンが……き……気持ちいい……あぁ……や…。

 う……動かさないで……」

「そうそう、よく言えましたね…」

ペニスの根本をつかんでいた指が、ゆっくりと引きはがされる。

と、同時に。

先端の尿道口を指の腹が刺激して…。

後孔も、最奥の粘膜が、硬いペニスで、グリグリと擦りつけられる。

「ひ……あ……で……出るっ……あぁ……」

頭の中で、チカチカと白い光が点滅した。

 

「う……あぁ……」

ペニスの先端から、精液が放出されていく、たまらない解放感。

 

「あぁ……あ………」

ビシャッと音をたてて、目の前のタイルの壁に、精液が打ち付けられている。

 

「うぅぅ……くるし……」

同時に、後孔の圧迫感が、たまらなく強烈に感じた。

 

内臓全部が、ギチギチまで詰められて居るみたいで…。

 

「あぁ……うぅぅぅ……」

「っつ……くそ……」

ヒクヒクと痙攣して、ペニスを締め上げている後孔の中に。

熱い感触がうちつけられた。

「あぁ……あつ……熱い……」

燃えているみたいで。

たまらない。逃げ出したい…。

なのに、どんどんと奥まで入ってくる。

「あぁ……くる……奥まで……」

 

「……あぁ……はぁ……」

空也パパの荒い息が聞こえて。

後孔の中で、ペニスがビクンッと震えた。

 

「う……あ……」

腰を押さえつけられて、ズルリとペニスが引き出されていく。

「うぅぅぅ……」

抜け出ていく感触が…。たまらない。

 

ゴトンと音がして。

後孔に入っていたキュウリも。空也パパのペニスと同時に、後孔から引きずり出された。

 

「あ……」

汚い床の上に、精液とオロナインでドロドロになってしまっているキュウリが落ちている。

 

あんなにも太いモノと、空也パパのペニスが、後孔に入っていただなんて…。

なんだか、信じられない。

 

「あぁ、ほら。きちんと締めておかないと…。

 ケツの穴がユルユルになっているから。精液が、中から漏れ出てきますよ」

「う……」

後孔の襞を、指がなで上げていく。

 

さっきまで、犯されていて、すっかり敏感になっているから。

少しの刺激でも、電流が走ったみたいに、身体が震えてしまう。

 

「う……だ……だって……」

「きちんと力入ないと、な」

「あ……」

後から、首筋に舌を這わされて…。

 

ゾクゾクする。

身体が、勝手に震えて止まらない。

できるなら、もう一回。また、後孔の中を掻き回して欲しい…。

 

なんだか、もどかしくて…。

「あ……あの……」

空也パパの方に向き直ろうとした瞬間。

 

「あ!! パパ、みっけー!!

甲高い声が、トイレに響いた。

 

快感にぼうっとなっていた頭が、一気に現実に引き戻される。

 

「なっ……」

「夏樹くん。どうしたのかな?

空也パパの方が、素早い反応だった。

身体を離して、ズボンの前を整える。

璃月を背中でかばうようにして、夏樹の前にしゃがみこんだ。

 

「あ……」

璃月も。

フルフルとかすかに震える指で、なんとかズボンとパンツを引き上げて、ドロドロになってしまっている下半身を、かくした。

なるべく速く…したつもりだけれど。

体中がジンジンしているから、もしかしたら、とろかったかもしれない…。

 

「だって、パパと空也くんパパが全然戻ってこないんだもん!!

 みんな、ママとお弁当食べてるのにー」

「あぁ、そっか。そうだね…。ごめんね…。

 ちょっと、夏樹くんパパと空也パパ、お話があってね」

 

空也パパが、夏樹の目線に高さを合わせてしゃがんで、苦しそうに言い訳をしている。

 

苦笑いして、必死に夏樹をなだめている姿を見ると。

さっきまで、璃月をおかしていた人物とは、まったく別人みたいだ。

 

あんなに、意地悪で、強引だったのに…。

でも、そうして、オロオロとしている顔も、格好良い。

 

「空也は?

「空也くんは、女の子達と遊びに行っちゃった……。パパ達が戻ってこないから…」

恨めしそうに、夏樹が空也パパをみている。

「夏樹、そういう時は、夏樹も、空也くんと一緒に、女の子達と遊んだらいいだろう。

 いつでも、空也くんだけべったりじゃなくて…」

 

足がふらつきそうになるのを、なんとか我慢して。

空也パパの後から、夏樹を見下ろした。

 

「……パパ達のお話って、なぁに? なんで、オチンチン出してたの?

言葉に、場が凍り付く。

 

一体いつから見られていたのか、分からない。

 

空也パパも、一瞬、表情を固まらせたけれど。

 

「あれは……。

 夏樹くん、いつも、空也と、ぎゅーって抱き合っているだろう?

「…うん…」

「こんな風に…」

空也パパが、手を伸ばして、夏樹の身体を抱きしめた。

あっ…と、見ただけで、イラッとしてしまう。

 

夏樹を抱く空也パパに嫉妬してしまったのか。

自分の子供に嫉妬するなんて、親として、恥ずかしい。

 

「ぎゅうって抱き合うのは、仲良しのサインだろう。

 アレの大人バージョンだよ」

「ふぅん……」

「空也パパも、夏樹くんパパも大人だから、ね。

 パパ同士、仲良ししてたんだよ」

「……ずるい…。

 だって、夏樹は空也くんに置いてかれちゃったのに…」

せっかく、空也パパみたいにかっこういい人に抱きしめられているのに。

なおも、我が儘を言っている夏樹に、イライラがつのってくる。

「こら!! 夏樹!! 我が儘言うんじゃない。

頑張って、空也くんに着いていくぐらいできなくて、どうする!!

夏樹の手を掴んで、空也パパの腕の中から引きはがした。

 

空也パパから、夏樹の身体が離れると、一瞬、ホッと気持ちが落ち着く。

 

自分が、こんなにも嫉妬深かっただなんて…。

 

だって、空也パパは格好良いから。

「キュウリは?

「は?

「夏樹、キュウリ嫌いだけど。

夏樹も、お尻から食べないと、空也くんに嫌われちゃうの?

トイレの床に落ちているキュウリを、小さな双眸が、じっと見つめている。

 

「あ……あれは……」

思い出すと、どうしても、顔が赤くなってしまう。

そんなところまで、見られていたんだろうか…。

 

「違うよ……。アレも、大人同士だけの仲良しサインだから、ね。

 でも、夏樹くんみたいにカワイイ子を置いて行っちゃうなんて。

空也もしょうがない奴だな」

「うん…」

空也パパが、夏樹の小さな手をつないで、立ち上がった。

「じゃあ、空也、一緒に探しに行こうか」

「あ……」

自分も…と思ったけれど。

膝に力が入らなくて、ふにゃ、とその場に崩れてしまった。

 

「夏樹くんパパは休憩していてください。

 僕が、探しに行きますから…」

「は……はぁ……すみません…」

 

立ち上がれないだなんて。情けない…。

 

出来るならば、2人に着いていきたいけれど。

今は、それも、無理っぽい。

 

「じゃあ、空也を見つけたら、また、戻ってきますよ」

「あ……べ…別に……」

わざわざ迎えになんて来なくても…。

「だって、まだまだ、物足りないでしょう…」

空也パパの目が、悪戯にゆがんだ。

「あ……」

さっきまでの快感を、身体が思い出して、ビクンッと震えてしまう。

後孔が、パクパクと痙攣し始める。

「は……はい…」

 

「それじゃあ、夏樹くん、行こうか」

 

トイレから、去っていく2人の背中を眺めて、ぼうっと、床に座り込んだ。

ちょっと視線を動かすと、さっきのキュウリが見える。

 

恥ずかしいし、あの、刺激を思い出して…。

身体が震えだしてしまいそう。

 

頭の中が、空也パパの顔でいっぱいになっていく。

 

信じたくないけど…。

空也パパのコト、好きかもしれない…。

 

「あ……」

戻ってきたら、また、後孔を掻き回されるんだろうか…。

これ以上。されたら…。

 

きちんと、まともに帰られるか…。心配でならない。

 

早く、空也パパが戻って来ないかな…。

 

地面に座り込んだまま、ぼうっとトイレの入り口の方を眺めた。

 

2012 04 21UP
前回がけっこう好評だったので、調子にのって、2作目もかいてみました。
一作目から、四ヶ月も経って居るんですね。本当にトロトロとした更新ですみません。
でも、このシリーズは、なんだか明るい感じがして、かいていて楽しいです。
幼稚園とかって、かわいくて好きなんですよね。
私の甥も幼稚園児なのですが、私も、けっこう制服にワッペンをつけてあげたり。
制服をデコッてみたり。運動会とか、行事に行ってみたり。
幼稚園って、明るくて、楽しくていいなぁと思います。

エロ度は低くてごめんなさい。

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