ペット禁止
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ヘンタイだって、ばれないためには、この男の言うことを聞かなくてはいけないのだろうか…。

そうしないと、自分が犬の足を切った罰に、自分の両手両足も切られてしまうんじゃないのか…。

「うぅ……」

自分の両手両足を切られることを想像して、背筋がビクッと震えた。

 

同時に、口の中のペニスが、喉奥を突いてくる。

苦しい。

「あぁ……うぐぅ……」

この男に従わないと…。

だって、包丁だって、この男に取り上げられてしまっているし…。

「あ……あ……」

前髪が乱暴に掴まれて、強い力で、顔が、前後させられる。

「いいな…。気持ちいいよ。アンタの口」

「ぐっ……ぐっ……」

男のうっとりとしたような声が聞こえる。

最初は、グニャッとしていたペニスが。

口の中で、どんどんと硬くなっていっている。そうして、口の中の粘膜を、めちゃくちゃに擦り上げている。

 

下半身を剥き出しにして、知らない男のペニスをくわえて。

どうして、こんな事になってしまったんだろう…。

 

自分の今の姿を、第三者的に想像する。

そうすると、背筋が震えて。

ビクビクッと唇がペニスを締め上げた。

 

「あぁ、いいな。でも……

 そうだな…。どうせだったら、アンタのケツの穴にチンチン入れてやろうか」

「え……」

髪の毛が鷲づかみにされて。

唇からペニスがズルリと引きはがされた。

 

「あ……」

すっかり屹立して、逸樹の唾液で濡れそぼっているペニスが。

目の前にそびえ立つようにして、ある。先端は、先走りの液と、逸樹の唾液とで、特にテラテラと蛍光灯を反射して、光っている。

ケツの穴に入れるって……。

「ひ……や……やめ……」

想像に、ブルブルッと身体が震えた。

 

男同士で、そういうプレイがあることは知っている。

尻の穴に、チンチンを突っ込むようにプレイ。

でも、まさか、自分が。その、突っ込まれる側になる、だなんて。想像したこともなかった。

どうして、この男は、そんなことを言うんだろうか…。

絶対に、無理…だ。

だって、いつも、ウンコをするときだって、ちょっとでかいモノの時は、お尻が痛くなるのに。

 

こんなにも、硬く、太くなっているチンチンが、尻の穴に入るわけがない。

「あぁ、大丈夫だよ。俺だって、鬼じゃないんだから…。そうだな……。

 何か、滑りになるようなモノ…」

男が、グルリと部屋を見回して…。

「これ……いいな…。これを使ってやろうか」

「え……」

部屋の片隅に並べていた、整髪剤のジェルを、男が取り上げた。

毎朝、髪の毛を落ち着かせるために、使用している整髪剤だ。

それをどうするっていうのか……。

 

ジッと見ていると。男が、チューブから透明のジェルをひねり出して、指ですくった。

「これを…こうして……」

「ひ……」

男の手が、股間に伸びてくる。

「い……いや……」

畳の上に手をついて、逃げようとすると…。

「大人しくしろよ!!

「ひぃっ……」

男が持っていた包丁が、頬に当たる。

スッと痛い感触がして。

頬を、冷たい感触がながれていく。

「ひ……ひぃぃ……」

「あぁあ……。大人しくしないから。黙って、俺の言うとおりにしていたらいいんだよ。

頬を、包丁で切られたんだ。

 

自分の血なんて、今まであまり見たことがないから。

頭の中が、混乱している。

頬を押さえた手に、べっとりと赤い血液がついている。

 

どうしたらいいのか、分からない。

 

この男の言うとおりにしないと、もっと切られるのか。体中、傷だらけにされるのか…。

 

「そうそう。そうやって、ジッとして。四つん這いになろうか。

 ケツの穴が、よく見えるようにね」

「あ……う……」

腕を掴んで、床の上に、四つん這いに這わされた。

 

視界に、自分が前足を切断した犬が見える。

 

自分も、今、同じように四つん這いにさせられている。

そうして、言われたとおりにしないと、自分も、あの犬みたいに、手を切られてしまうかも知れない。

ちょうど、肘の辺りからスパッと切断されたら……。

「あ………あ………」

想像すると、両方の腕が震えて、力が抜けた。

「う…」

上半身が、ガクンッと畳の上に崩れ落ちる。

「なんだよ。怖すぎて、手に力が入りません…ってか?

四つん這いで、両手を折ると。どうしても、下半身を突き上げたような格好になってしまう。

膝からも、力が抜けてしまいそうだけれど。

男の手が、尻を掴んでいて、なんとか、両膝は畳の上で、身体を支えている。

「な……ほら。

 こうして、ジェルを塗ってたら、大丈夫だろう」

「あ……」

男の指が。後孔の中に入ってくる。

さっき透明な整髪剤のジェルを、お尻の穴に塗りつけて居るんだ。

指が触れる瞬間。

ヒヤッとして、身体が一瞬、すくみ上がる。

冷たい。

次に、ジワリジワリとした圧迫感があって。

お尻の中に、指が入ってきている。

「く……くるし……」

坐薬を入れたときを思い出す。

男の指は、坐薬なんかよりもずっと太いから。

入ってくると、内臓が上に押し上げられて居るみたいで。

 

「ひぃ……あぁ……」

苦しいのに。

ズチュと濡れた音がして、指がどんどんと増やされ居るみたいだ。

「ほら、今、2本はいってる。

 いいな、ジェルがあったら、簡単に入るな」

男の声が耳に響くけれど。

苦しい。

とにかく、苦しいだけで…。

どうしたらいいのか分からない。

「あ……あ……」

気がつくと、唇から唾液が溢れて、畳みの上にしたたり落ちていた。

圧迫感で苦しすぎて。

口を閉じることが出来ない。

 

必死で、金魚みたいに口をパクパクと開けて、呼吸しないと。

息がつまってしまうように思う。

 

「ほら、3本目」

「ひぃぃ……うぅぅ……」

背筋を、ジンジンとした感触が、這い上がっていく。

痛い。圧迫感がきつすぎて。

「あ……いた……いたい……」

「痛くないだろう。ジェルを、こんなにも塗って居るんだから」

グボグボッと濡れた音が下半身からしている。

 

自分の股間が立てている音じゃないみたい。

でも、その音を聞いていると。

「あ……あ……」

なかだか、身体が芯から熱くなってくる。

「もう大丈夫かな……? ほら…。チンチン、入れてやるよ…」

「ひ……む……無理ッ……」

肘を床について。下半身をのぞき込んだ。

広げられた、自分の白い太腿が見える。

「ひぃぃ……」

熱い感触が、股間の奥。尻の穴に押しつけられている。

「ひ……ひ……ひぃぃぃぃ……」

「あぁ……ほら……ゆっくり……ゆっくり……」

腰を両手で掴まれて。

「ひ……うぐ……」

苦しい。くるしくてくるしくて、うまく息ができない。

「ぐぅぅ………」

「あぁ……ち……やっぱり、切れたな……」

ツプンと痛みが走った。

頭の先っぽまで、一気に痛みがはしって。それから、ジワリジワリと鈍い痛みが、下腹部に広がっていく。

「まぁ、しょうがないよな…。ケツの穴にチンチン、入れて居るんだから」

「ひ……あぁ……」

どんどんと後孔の中がいっぱいに広げられていく。

もう、無理…と思うのに。

ズンズンと入ってきて…。

「ほら、全部はいった……」

「あ……あぁ……いや……」

息をするのも苦しい。

内側から、強引に尻の穴が広げられている。

 

「痛いだろ? でも、両手を切ることに比べたら、全然マシだよな」

「ひ……あ……」

男の手が伸びてきて。肘を撫でている。

「き……切らないで……」

怖い。想像しただけで、身体がブルッと震える。

そうすると、どうしても、後孔の中のペニスを締め上げてしまうみたいで。

「自分のは切られるのは嫌なんて。

 我が儘だよな…」

「あ……だ……だって……」

人間の手は、まだ、切ったことがないのに。

でも、もし…。自分の手を切られたらって想像すると。

なんだか、背筋がゾクゾクして……。

 

「あ……あぁ……」

両太腿の間のペニスがブルッと震えて。

また、チョロチョロ…とのこっていた尿が…。流れ出ていく。

「あ……あ……こ……怖くて。お…おしっこが……漏れちゃう…」

畳の上に黄色い水たまりをつくるけれど。

すぐにい草の中に吸収されていって、黄色いシミだけがのこっていく。

さっきのおしっことだぶって、特に、色が濃くなって居るみたいで…。

「ははっ……。大の大人が、ざまぁねぇよな…」

「ひ……」

男の腰が動いて。

ギリギリまでペニスが引き抜かれたかと思うと。激しく突き上げてくる。

「あ……あ……」

奥を突かれると、どうしても、身体が震えて。

 

「い……いた……」

さっき、おしっこをもらしたペニスに、じわりじわりと血液が集まっていく。

「ひ……」

「あぁ、アンタのチンチンも硬くなっていっているな…。ほら…」

男のごつい手が。半勃ちになっているペニスを握りこんできた。

 

「あぁ……あ……いじ……いじらないで……」

「何言ってるんだよ。ほら、どんどん硬くなってるだろ」

先端の尿道口を、グリグリと親指の腹で刺激されると。

また、何かが身体の奥から出てきそうな気がする。

 

股間がどんとんと熱くなって。

 

「ひ……あ……あぁ……」

「あぁ……アンタのケツの中。気持ちいいぜ…」

「あぅぅ………くるし……」

男が腰を掴んで。激しく動き始める。

腸壁の奥が。ペニスの先端で擦り上げられると…。

頭の中がチカチカとはじけるようで。

 

「ひ……ひぃぃ……」

痛いだけじゃない感覚が。身体を迫り上がってくる。

「あ……だ……だめ……へ…へんっ……」

逃げたいのに。

腰を掴まれているし。後孔を押し上げてくるペニスが、、身体の芯になっているようで。

「ほら、もうイキそうだ……あ……」

「ひぃ……いぃぃ………」

男が後孔をつきあげてくるスピードが、どんどんと早くなっていっている。

奥まで突かれるたびに、前の自分のペニスも揺れて…。

「い……イク……。中に出すぜ……」

「あ……うぅ………」

腰を掴む手に、思い切り力が加わって。

最奥まで突き上げている状態で。後孔を押しひろげているペニスが、ブルブルッと震えた。

「あ……うぅぅぅ……あつ……い……」

下腹部の奥が。

じんわりと熱くなってくる。

「うぅぅ……」

腹の中がぬくいみたいで。

気持ち悪い。

 

でも、独特のその感触に。

ペニスが、つられるみたいに硬くなっていっている。

 

「あぁ……アンタの中に出しちまったな…」

「え……あ……」

ズチュと音がして…。

下腹部を圧迫していたペニスが。後孔から引き出される。

「う……」

畳に肘をついて、自分の下腹部をのぞき込むと。

中途半端に勃ちあがって、少し硬くなっているペニスが視界に入る。

 

恥ずかしい。

男にケツの穴を犯されて。

どうして、チンチンが硬くなってしまったのだろう。

「ほら、アンタのチンチンも硬くなってる。

 イカせてやろうか?

「あ……」

男の大きな手が、太腿の間のペニスを。後から握り見込んでくる。

「い……いや……」

「いや、じゃないだろ。ほら、もう、こんなに硬くなってる。

 犯されて、チンチン硬くするなんて。

 アンタも、ヘンタイだよな……」

「ち……ちが……」

首を振るけれど。男の手が、荒々しくペニスをしごいてくると、どうしても、股間が熱くなっていく。

「ひぃ……あぁぁ……」

「なんだよ…。乱暴にされる方がいいのか?

男の指が。先端を引っ掻いて。双球を、潰れそうなほどに強く。握り込んでくると。

「あぁぁ……いたぁ……あぁぁ……」

痛いのに。

それに比例するように、ペニスが硬くなっていってしまう。

 

こんな…。知らない男に、後孔にペニスを入れられて。

さんざん犯されて、お尻の中を掻き回されて。

挙げ句に、チンチンを握られて、イカされそうになっている。

 

「あぅぅ……うぅぅ……」

身体が、ブルッと大きく震えた。

「あ……あぁぁ……で……でちゃう……あ……出る……」

尿道口を熱い感触がつたって…。

「あぁぁ………」

足の間のチンチンから。白い粘液が、ビシュビシュッと畳の上に打ち付けられた。

「あぁ……ほら。アンタもイッちまったな…。

 見てみろよ。畳の上がシミだらけだ」

「あ……あぁぁ……」

身体全体が、解放感に浸っていて。

うまく力が入らない。

 

男に前髪を掴まれて。

さっき、自分が漏らしたおしっこの場所に。顔を擦りつけられた。

「自分で出したモンだろ。きちんと綺麗にしろよ」

独特のアンモニアの匂いが。鼻をつく。臭くて、顔がゆがんでしまいそうなのに。

「ほら、舐めろよ」

「あ……」

顔をグリグリと押しつけられて。

 

畳に、吸収しきれなかった一部が、みずたまりみたいにたまっている。

その液体が、顔中に塗りつけられていく。

「うぅぅ……」

「舐めろって言ってるだろう!!

「ひ……」

男が、傍らに置いていた包丁を持ち上げるのが、視界の隅に映った。

「あ……」

怖い…。

また、あの包丁で斬りつけられるんじゃあ…。

 

そう思うと、身体が緊張して、ゾクゾクする。

 

股間のちんちんが、すくみ上がるのが分かる。

「は……はい……な……なめます……」

どうしても、言葉が震えてしまう。

ズズッと。唇を尿の水たまりにあてて、吸い上げた。

 

口の中いっぱいに、酸っぱくて、生臭い匂いが広がっていく。

まずすぎて、臭すぎて。

なかなか嚥下する勇気が出ない。

「ちゃんと、飲めよ…」

「う……うぐ……」

前髪を掴まれて、顔を引き上げられた。

 

勝手に、口の中の尿が、喉をながれて、食道の方へと落ちていく。

 

冷たい尿が、食道をながれていく感覚が分かる。

身体の内側に、ベタベタと臭気を貼り付けながら、尿が身体の中に充満して行くみたいで。

気持ち悪い…。

 

「そうそう。

 そうやって、大人しく、俺の言うとおりにしていたら、アンタが「ヘンタイ」だって、黙っていてやるよ」

「え………」

男の、ニタリとゆがんだ顔が見える。

「犬の手を切ったりして。

 本当は、自分が切って欲しいんだろ」

「ち……ちが……」

首を振ろうと思うけれど。

声を出そうとすると、さっき嚥下した尿が喉を迫り上がってくるようで。

「うぐ……」

臭くて、吐きそうになってしまう。

 

「想像するだけで、ゾクゾクするだろ。

 アンタの、この両手を、肘から切断したらって…」

「い……いや……」

考えるだけで、怖くて。身体が震えそうになってしまう。

 

でも、どうしてか、股間の間には血が集まっていって…。

 

「ほら、やっぱり、ヘンタイだ」

「ひ……」

男の手が、乱暴にチンチンを握り込んでくる。

 

「そうだな…。でも、アンタ、俺の言うことを聞いていれば、黙っていてやるよ。

 こんなヘンタイだって……」

「う……」

「そうじゃなきゃ、区役所にでも電話しようかな。動物虐待で」

「あ……」

「そうなったら、当然、大家にもこのことが知られてしまうわけだし。

 アンタは、住む場所がなくなるよな」

 

男が、笑いながら、非道いことを言っている。

 

そんなことになってしまったら。

「や……頼む……だまって……て」

「じゃあ、「言うこと、なんでも聞くから、黙っていてください」って土下座してみろよ」

「ひ……」

前髪を掴んで、畳の上に座らされた。

「うぅぅ……」

言うことをなんでも聞くだなんて。

でも、今、この男に、自分の秘密を暴露されるわけにはいかなくて……。

 

選択肢が、ない。

この男の、言うことを聞くしかないのか…。

そうしないと、自分は住む家も失って。ヘンタイだっ、て周囲にばれて……。

 

そうぞうするだけでも恐ろしい。

 

「い……いうこと…なんでも…聞くから。

 だ……だまって。だまって…いて…ください」

床に両手をついて。頭を畳みに擦りつけるように、下げた。

「ははっ。マジでおもしれーな。ほんとに土下座してやがんの」

男の笑い声が、部屋の中に響く。

 

からかわれたんだ…と思うと、恥ずかしくて。

顔を上げられない。

 

「まぁ、いいや。 

 俺は優しいから。しょうがない。黙っていてやるよ」

男が。

床に額をつけている後頭部を。足で踏んづけてくる。

「よかったな。俺みたいに優しい奴が下の階に住んでいて」

「………はい……」

身体の奥に放出された男の精液が。

座っていると、腸内を下がってくる。

 

下半身に力をこめて、我慢しようと思うけれど…。

なんだか、頭の中が混乱していて、力が入らない。

優しい。

この男が優しいんだろうか…。

 

分からない。

 

ただ、身体全体が痛いし、だるくて……。

逸樹は、意識を手放した。

 

2011 12 12UP
うーんと……。受がヘンタイっていうのを書きたいなぁ……なんて思って書き始めて、設定とか、あんまり考えていなかったので、奇妙な感じになっちゃいました……。
これは、続きとか書きたい。この話だけで、このキャラ、書き捨てたくないなぁ……と思っているので、また、使いたいなぁ…と思っています。
何にしろ、なんか「ヘンタイ」っていう設定を生かし切れなかったので。反省です。
次は、きちんとこの設定と、キャラを生かしたいです。
ヘンタイって、なんか、マイノリティーだし、私的には、萌なんですよね。

しかし、今回は、本当にエロくなかった……。
出だし、色々と期待させる感じだったのに…。

あぁぁぁぁ……エロを期待したのにぃー………って方、本当にごめんなさい……。
つ……次は、もっとエロくしたいな…。
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