体育倉庫
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「ひ……そ……そんな…」

今にも、中から爆ぜてしまいそうな後孔の窄まりに。

速見のペニスの先端が、押し当てられる。

「あ……あ……」

あれが入ったら。

とりあえず、肛門に、蓋ができる。

中から、ワックスを漏らしてしまうような心配が、なくなる。

「あ……お……おおきい……」

でも、大きすぎる。

あんなペニスが、お尻の穴の中にはいるだなんて。

絶対に無理なんじゃないだろうか。

ちょっと、太めの便を出すときだって、すごく苦しいのに。

 

色々な考えが、浮かんでは消えていって。

全然、考えがまとまらない。

それどころか、余計に混乱していくような気がする。

「ひ……」

「ほら、入れてやるよ…」

腰が掴まれて。

速見が、身体を近づけてきた。

「い……いた……」

同時に、股間から、ツプンと、切れるような痛みが頭の先まで走る。

足が、ビクンッと震えた。

「う……」

鋭い痛み。

「あぁ、先っぽがはいったぜ」

「い……あぁ……いた……」

すぐに、どうしようもない圧迫感が、迫り上がってくる。

尻の穴が、ジンジンしていて。

そこの感触に、全身が支配されて居るみたい。

苦しくて、息をすうことができない。

「ひ……あぁ……いた……いたい……」

縛られた両手で、速見の胸を押してみるけれど。

まったく、腕に力が入らない。

「ひぃっ……」

「う……きつ……」

尻たぶが左右に押しひろげられて。

ズチュと音をたてて、速見のペニスが、奥まで侵入してきた。

「あぁ……あぁぁ……」

苦しいのと痛いので。頭の中がいっぱいになる。

「あぁ、切れたんだな…。ほら、血がでてる…」

速見が、股間の奥。チンチンをいれている後孔の襞をのぞき込んでいる。

「アンタのケツの穴。俺のチンチンで、すげぇ広がってるぜ」

笑い混じりの声。

何が、たのしいのか分からない。

言われている言葉の意味も。よく理解できない。

「あ……くるし……い…」

「ほら、こうすると。チンチンにまとわりついて、ケツの穴が出てくるみたいで。

 面白いな」

「ひ……」

速見が、ゆっくりと腰をはなした。

ペニスにまとわりついて、周囲の粘膜が、引き出されている。

 

普段だったら、空気に触れないような内部の粘膜まで引きずり出されていて。

そのまま、後孔から、内臓が出て行ってしまうんじゃないか…というような恐怖感が、頭をよぎる。

 

「あ……う……」

冷や汗が、背筋をながれていく。

下半身は、熱くて。感覚も無いほどに熱いのに。

頭の先は、妙に冷えているような気がする。

どんどんと血の気が引いていってしまうような。

「気持ちいいだろ。ケツの穴にチンチンいれられて。

 ワックスのおかげで、すげぇ、楽にチンチン、動かせるもんな」

「ひぃっ……」

今度は、後孔の右奥を、ペニスが突いてくる。

グチャグチャと音をたてて、速見のペニスに、後孔の粘膜のあちこちを突かれる。

その度に、中にいれられたワックスが、どんどんと腸を迫り上がって行くみたいで。

 

苦しくい圧迫感が、胸の方にまであがってくる。

「うぅ……くるしい……」

「ケツの穴にちんちんいれてもらって、嬉しいですって、言ってみろよ」

「あぁ……」

不意に、前髪を掴まれて、顔を上げさせられた。

「うわ…汗とツバできたねー顔」

速見が、声を上げて笑っている。

「優等生さんが、こんな顔してるだなんてな…。おもしれーよな」

「あ……あぁ……」

笑った振動まで。後孔の粘膜に伝わってきて、声を上げてしまう。

「せっかくだから、撮っておいてやるよ。

 ほら、ケツのちんちんが、気持ちいいですぅーとか。気の利いたこと、言ってみろよ」

「ひ……」

速見が、体操服のポケットから、iPhoneを取りだした。

小さな液晶が、チラと視界に入る。

「や……やめ……」

こんな姿を、動画で撮られたりしたら。

想像するだけで、頭から、血の気が引いていく。

「何をやめてほしいんだよ。

ほら、アンタも、興奮したんだろ? ケツが、きゅっと締まったぜ」

ケラケラと。速見の笑う声が耳に響く。

そのまま、頭の中にまで反響してくるみたいで。

 

「ひ…」

「優等生さんのチンチンだぜ。ほら、こんなにきれいに撮れてる」

速見が、携帯を、ペニスに近づけている。

「どうせだから、チンチンが入ってるケツの穴も、撮ってやるよ」

「や……やめ……」

こんな姿を。

映像で残されて居るだなんて。

 

想像すると、恐ろしい。

 

ペニスを突き入れられている後孔が、どうなっているか、だなんて。

知りたくない。見たくない。

「あ……」

「縮こまっているから…。アンタのチンチンもいじってやるよ。ほら…」

速見の指が。

すっかりしぼんでしまっているペニスに絡みついてきた。

「ひ……あ……」

「気持ちいいだろう」

速見が、片手で結野のペニスをいじりながら。

もう片手に、iPhoneを持って、股間部分を写している。

 

股間部分のすべてが、携帯で撮られている。

小さな液晶の中に、自分の股間が、全部さらけ出されてしまっている。

 

「あぁ……」

そう実感すると、一瞬、身体がビクッと震えた。

「どんどん、おっきくなっていってるな」

痛くて、苦しくて。

今にも、腸の奥から、ワックスがあふれ出して来そうなのに。

 

撮られている現状を、頭の中が冷静に認識すると。

 

なんだか、むず痒いような感覚が、頭の先まで走っていく。

「う……うそ……な……なんで……」

どうしようもないような快感が、股間からじわじわと這い上がってくる。

「ほら、気持ちいいんだろ。こんなになった……」

「ひ……あぁ……」

言われて、視線を下半身に移すと。

速見と自分の腹の間で、ペニスがすっかり屹立している。

硬くなって、先端からは、先走りの液を滲ませて。

「う……うそ……」

「ケツの穴にチンチンとワックスいれられて、こんなになるなんて、ヘンタイだよな…」

速見が先端に滲んでいる液を、尿道口に撫で付けている。

クチュクチュと小さな音がする。

「僕は、ヘンタイですって、言ってみろよ」

「ひ……」

髪の毛を掴まれて、顔を上むけられた。

蛍光灯の光が、モロに目に入ってきて、一瞬、まぶしい。

「言えッって言ってるだろう」

「う……」

鷲づかみにされた頭が。

ガンガンとコンクリートの床に打ち付けられた。

頭の中で、脳味噌が、グチャグチャになるみたい。

痛いのか。

痛くないのかも。頭の中が混乱しすぎていて、よく分からない。

 

ただ、頭を床に打たれると。なんだか、吐き気がこみ上げてくる。

腸の奥から、胃、食道と。迫り上がってくるような気がして。

「う……やめ……」

ガンガンと床に頭を打つ手から逃れようと、首を動かした。

「だったら、ほら。ヘンタイですって。これに向かって言ってみろよ」

「う……ぼ……僕は……

 ヘンタイ…で…す…」

額から、血が流れている。

クラクラするし、なんだか、舌を噛んでしまいそうで。

でも、言われたとおりに、なんとか口から言葉を発した。

「チンチンいれられて、気持ちいいだろ?

「あ……ち……チンチンいれられて……。気持ちよくなっている……へ…ヘンタイです」

速見がおかしそうに笑って。

その振動が、後孔に伝わってきた。

「もっと、入れて欲しいだろう…」

「い……入れて欲しいです……。ぼ……僕の、ケツの穴の中に……」

「じゃあ、ほら、これも入れてやるよ…」

速見が、傍らに置いていた、バトミントンのラケットを手にした。

「ひ……」

「僕のお尻の中に、ラケットを入れてください、って言ってみろよ」

「む……むりっ……」

今でも、こんなにも苦しくて痛くて。裂けてしまっているのに。

こんな中に、更に、バトミントンのラケットの柄を入れられたりしたら…。

「ひ……ひぃ……」

恐ろしい想像が、頭の中に浮かぶのと同時に。

頭が、再びコンクリに打たれた。

「言えよ…」

速見の言葉には、従うしかないのか…。

そうでないと、こうして、頭の中を揺らされて。

「い……入れてくださいっ……バトミントンの…ラケット。

 僕のお尻の穴に…入れて…」

「そうそう。最初から素直に言えばいいんだよな…」

「ひ……い……」

ぎっちりと速見のペニスをくわえている後孔の粘膜に。

硬い、バトミントンの柄が押しつけられる。

「い……いたぁ……」

「あぁ、やっぱり、また、裂けたな…」

チリとした痛みが走り、グチュリと音をたてて。

後孔の中の圧迫感が増していく。

「ほら、入った。あぁ……中がきつくなって、いいな…」

「いた……う……」

速見が、腰を掴んで、乱暴に性器を注挿する。そのたびに、バトミントンの柄が、グリグリと内膜に押しつけられて。

「あぁ……いた……い…う…」

「いいな…、気持ちいい……」

速見の身体が、ビクンッと震えた。

「ひ……」

同時に、後孔の奥に、熱いモノが打ち付けられる。

「あ……あぁ……」

「出るっ……あ…」

速見の身体が静止して。

中のペニスが、ビクビクッと震えたのが分かった。

「はぁ……あぁ……」

速見が、息を吸って。呼吸を整えて…。

「あ……」

ズルリ…と音をたてて。結野の後孔から、速見のペニスが、引きずり出された。

「ひ……あ…」

それでも、ラケットの柄が。まだ、入れられている。

でも、今まで、ぎっちりと押しひろげられていた後孔がゆるまって…。

「あ……で……でるっ……」

腸の中のワックスが、グチャグチャと蠢いている。

「も……漏れるっ……」

必死で、後孔をすぼめよう、と力をいれるけれど。

中からの圧迫感の方かすごくて…。

それに、屹立しているペニスがの先端が。空気に触れると、ピリピリとして、痛い。

「ひ……あぁ…」

声を上げて、目をつぶった。

「う……うわ……」

速見が、あわてて結野の上から、身体を離した。

それでも、iPhoneの画面は、こちらを向けたままで。

「あぁ……い……あぁ……」

ブリブリブリと音をたてて。

バトミントンのラケットの柄が入れられている後孔から、汚物が溢れでてきた。

コンクリの床の上に。

ワックスと入り交じって、半分液体になったような茶色い排泄物が。

水たまりのように広がっていく。

「きたねーな…。マジでうんこ漏らすなんて」

速見の、蔑視しているような呟きが聞こえる。

誰かの目の前で、ウンチを漏らす、だなんて事。したことがない。

 

それも、こんな、トイレじゃない場所で漏らすだなんて。

記憶の限り、初めてのことだ。

 

恥ずかしすぎて、顔を上げることが出来ない。

それに、まだ、入って居るままのラケットと後孔が擦れる音が。グチャグチャとしていて、聞きたくないのに、耳に入ってくる。

 

その濡れた音が、体育倉庫中に広がっている気がする。

しかも、なぜか、股間のペニスは、屹立したままで。今にも、爆ぜそうにプルプルと震えている。

「あ……」

縛られた両手で、股間のペニスに触れてみた。

「ひ……」

少し触れただけで、ジンっとした快感が背筋を這い上がっていく。

このまま、イケそう…。

少し触れるだけで、もう、精液をあふれ出しそう。

 

「あ……え…」

「何、1人でチンチンいじって、気持ちよくなってるんだよ」

縛られたままの両手首が、掴まれて、引きずられた。

「ほら、アンタのウンコで、ラケットが汚れただろう」

「う……」

仰向けで、頭上に、縛られた両手が持ち上げられた。

「きれいにしろよ…」

「あ…いや……」

ズチュリと音をたてて、後孔からラケットが引きずり出された。

「う……」

ゴポゴポと音をたてて。中に、少しだけのこっていた排泄物がまた、床の上に広がっていく。

「きたねーな。アンタのウンコだらけだ。ほら、見てみろよ」

「あ……」

目の前に。

茶色い排泄物がべっとりとついている、バトミントンのラケットが突きつけられる。

「う……くさ……」

ワックスの臭いと、大便の臭いが入り交じっていて。

たまらなく臭い。

「ほら、きれいにしろよ…」

「き…きれいにって……」

どうしたらいいのか。速見の方を見上げてみた。

「なめて、きれいにするんだよ。ほら…」

「ひ……」

唇に、ラケットの柄の部分が押し当てられた。

速見は、かろうじて汚れていない、ラケット部分を掴んでいる。

「さっさとしないと、体育の準備が出来なくなるぜ。

 アンタ、困るだろう」

自分がだした、排泄物を舐めるだなんて。

今まで、想像したこともなかった。

でも…。

速見は、本気で言って居るみたいだ。

それに、こんな姿。さんさん携帯で撮られて。

 

速見の言葉には、絶対に従わないといけない。

 

そう実感すると、ビクンッと身体が震えた。

「うぐ……」

唇に、柔らかいウンコの塊が触れてくる。

たまらなく生臭い。

臭いが鼻の奥を、ツンとついて。

勝手に、涙が溢れてくる。

「ぐぅぅ……」

どんどんと、テニスラケットの柄の部分が口の中にはいっていく。

喉奥を、先端でこすられると、胃の内容物が迫り上がってくるようで。

「ぁぐぅ……」

臭すぎて、嚥下することが出来ない。唇の端から、ダラダラとツバが流れ出している。

「きたねーな。ウンコ、食って。きちんと飲み込めよ」

「ひ……」

グリグリと喉奥を刺激されて。

生臭いウンコの塊が、食道を流れ落ちていった。

生暖かくて、臭い。

そんなモノが、体内に入って来るだなんて。

 

吐き気がこみ上げてくるけれど。今、吐いたら、吐瀉物まで、食わされかねない。

 

一度吐いたモノを、また食べるだなんて。

 

ウンコと、どっちがマシなのか分からないけれど。

でも、想像するだけで、ゾッとする。

速見の言うことを聞いておかないと。

 

何をされるのか、分からない。

 

「うぐ……」

「そうそう。そうやって、ウンコ、食えばいいんだよ。

 うまいだろう? 自分のウンコ」

速見がおかしそうに笑っている。

口の中が臭くて。

歯の間にも、ウンコがへばりついているようで。

苦しくてしょうがない。

「うぐ……ぐぅぅ……」

ラケットの柄に舌を這わせて。とりあえず、取っ手部分のよごれた部分は舐め取った。

 

でも、床の上には、ワックスと混じって、茶色いウンコの塊と水たまりが。広がっている。

 

「ひ……」

「なんだ…。何してるんだ…」

頭上から。不意に声が響いた。

誰かが来たのだ…。

足音に、気づかなかった。

口の中の臭い感触に意識が集中していて。

「あ……」

見上げると、体育教師の長谷が立っている。

「せ……せんせい……」

なんとか、この窮状から助け出して欲しい。

 

やっと、待っていた。救い、だ。

 

速見から、こんな目に遭わされて。

どうして、こんな事をされるのか。全く、覚えが無かったのに。

この、不条理な虐げから、脱したい。

 

先生だったら、助けてくれるだろう。

あぁ、やっと、逃れられる。

 

「せ……先生っ……た…たすけて……」

両手が縛られたままだから、身体を起こすことが出来ない。

 

でも、必死で、教師の方を見上げた。

よかった。

早く、助けて欲しい……。

 

「速見…。だめだな…」

本当に、よかった…。

緊張していた全身から力が抜ける。

先生が、救いの神に見える。

 

必死で、顔を動かして、先生の方を見上げる。

 

ちょうど、目が合った。

 

「あ……」

先生の目が、細められて。

 

同時に、ドンッと視界が暗くなった。

「あ……」

「お楽しみだったんだな…。

 ずるいな。先生も、混ぜて貰おうかな…」

痛い。

教師の足が、目の上に乗って居るんだ。

顔が、教師のスニーカーで踏まれている、と気づくまで。

一瞬、時間がかかった。

「え……あ……」

先生の、言っている意味が分からない。

 

予想外の言葉で。頭の中で、理解できない。

 

「あぁ……。いいですよ…。

 でも…。その代わりに…。

 そうだな…。俺の体育の単位、くださいよ」

グリグリと、目が踏みつぶされているせいで、何も見えない。

ただ、速見の楽しそうな声だけが聞こえる。

「それぐらいなら…。お安いご用だよ」

フッと。

目の上の足が退いて、視界が明るくなった。

「ひ……」

でも、結野にとって、好転したとは思えない。

 

どうして、こんな目に……。

みあげると、蛍光灯がまぶしくて、視界がクラクラと揺れた。

 

そのまま。

結野の意識は遠くなった。

 

 

2012 01 22 UP
更新が遅れてしまってすみませんでした。
これは、半年くらい前に書いて、放置していたモノです。
サイトに上げる予定がなかったので、やや短めだし、内容がちょっと薄くて済みません。

やはり、学生モノって好きです。特に、高校生ネタとか。書いていて楽しいです♪
よろしければ、感想などぽちっとしていただけると嬉しいです。
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